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自治体の皆さまへ

世界とつながるきっかけづくり(2)

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茨城県行方市

◆遊びを通じて
各校で趣向を凝らした交流が行われました。日本の伝統的な昔遊びでは、習った英語を使いながら、身ぶり手ぶりを交えて、遊び方を教えていました。言葉ではうまく伝わらなくても、一緒に同じ遊びをすることで、楽しみながらコミュニケーションを取っていました。

◆にぎやかな給食
「オーストラリアでは給食がなく、各自持ってきた昼食を10分で食べて外に遊びに行きます。日本では昼食をみんなでそろって食べ、片付けをする様子は素晴らしかった」とアンドリュー校長先生は、給食が印象に残ったことの一つだったと話していました。席を並べて一緒に食べながら、献立の説明をしたり、普段オーストラリアで食べているものを聞いたりして、とても盛り上がっていました。

◆市民とのふれあい伝統体験
七宝焼体験、茶道体験、和太鼓体験など、日本の伝統文化の体験を、市内で活動する皆さんのご協力により実施しました。どの体験も、真剣に話を聞きながら、取り組む姿がとても印象的でした。本市ならではのおもてなしと市民の方との交流は、心に残る思い出になったことでしょう。

◆この交流をきっかけに
普段なかなか触れ合うことのできない海外の同世代の子どもたちとの交流は、多くの児童にとって、とても貴重な体験であり、また、海外に興味を持ち、英語を学ぶきっかけにもなっているようです。
このような、海外の学校と年間を通して交流する事業は、本市ならではの取り組みです。今後もつながりを大切にし、継続的に実施する環境を整えていくことが非常に重要です。

◆北浦小学校 石橋瑞紀さん
交流会では、オーストラリアの小学生と一緒にソーラン節を踊りました。みんな上手で驚きました。私は今回の交流会を通して、海外で英語を学び、もっと会話をしてみたいと思いました。

◆玉造小学校 荒木田結衣さん
オープニングセレモニーで、始めの言葉を担当しました。とても緊張しましたが、英語で話したことが伝わって、すごくうれしかったです。また授業では、英語で発表したことにうなずいてくれたり、質問してくれたりして、英語を話すことがとても楽しく感じられました。
これからもっと英語を勉強して、オーストラリアでホームステイすることが私の夢です。

◆麻生小学校 出沼希子さん
日本の伝統武芸を紹介するために、剣道を披露しました。形や模範試合を実演するのはとても緊張しましたが、オーストラリアの小学生が、剣道の体験を喜んでくれて、武道を通して交流できたことがとてもうれしかったです。これからも、自分の特技を生かして、外国の人たちと交流を深めたいと思います。

◆麻生東小学校 楠凛菜さん
私は、折り紙で花の折り方を教えました。隣で一緒に折ることで、上手に折ることができていました。コミュニケーションを取るときには、授業で習ったフレーズを使うことで会話をすることができました。今回のような体験がまたできたとしたら、たくさんの友達と仲良くなりたいです。

◆交流スケジュール
◇7月3日(水)
メルボルンから日本へ

◇7月4日(木)
麻生藩家老屋敷見学
麻生小学校、玉造小学校交流
西蓮寺見学

◇7月5日(金)
北浦小学校、麻生東小学校交流
七宝焼体験

◇7月6日(土)
ホームステイ、茶道、スイートポテトづくり、北浦童太鼓各体験、フェアウェルパーティー
※7月4日~6日:レイクエコーに宿泊

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