きっかけは訪問購入?犯罪まがいの深刻なトラブルにご注意を!!
■事例
事業者から「不用品を買い取り、貧しい国に寄付する」と電話があった。何でも買い取ると言われたので、何か人の役に立つならと思い、訪問を了承した。男性2人が訪問してきたので自宅に入れ、不要な衣服やネックレス数点を数千円で買い取ってもらった。その際、事業者に「貴金属を見せてほしい」と言われたので、大切にしているダイヤ付きの金の指輪を見せたが、売らなかった。事業者が帰った後に、その指輪がないことに気が付いた。業者に盗まれたと思う。書面は何も渡されておらず、事業者の連絡先も分からない。
■解説
訪問購入に見える犯罪まがいの深刻なトラブル事例が、全国の消費生活センター等に複数寄せられています。主に、80歳以上の女性が当事者となっていることから、特に注意が必要です。以下のポイントを押さえておきましょう。
(1)購入業者の飛び込み勧誘は禁止されています。突然、訪問してきた購入業者は、決して家に入れないようにしましょう。また、話を聞く場合でも、玄関ドアを開けないようにしましょう。
(2)購入業者は、女性や若い男性を使って、優しい口調で電話をかけてきて、巧みな話術で親切心に訴えかけたり、信用させ訪問の承諾を得ようとしてきます。購入業者から電話がかかってきても、安易に訪問を承諾しないようにしましょう。
(3)訪問購入を装った犯罪に巻き込まれる危険があるため、1人では対応しないようにしましょう。
-まずはお電話を!-
問合せ:行方市消費生活センター
【電話】0291-34-6446
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