What are the SDGs?

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■第10回　目標3「すべての人に健康と福祉を」
SDGsの目標の3つ目は「すべての人に健康と福祉を」です。誰もが健康的で幸せな生活を送れるようにするための目標です。特にサハラ以南のアフリカでは、貧困、医療体制不足、劣悪な衛生環境などのさまざまな要因によって、エイズやマラリアなどの感染症が依然としてまん延しています。5歳まで生きられない子どもや、妊娠・出産で命を落とすお母さんがまだ存在します。(国連広報センター「すべての人に健康と福祉を」)日本では昭和36年から実施された国民皆保険制度により、誰もが必要に応じて医療サービスを受けることができます。日本の男女の健康寿命は73.4歳で、世界第2位でした。(WHO「Healthy　life　expectancy　at　birth(years)」)目標達成のために私たちにできることは、支援団体に寄付や募金でサポートを行うことが挙げられます。自らの健康のために、健康診断の受診や適度な運動をすること、感染症の予防のためには手洗い・うがいを行うことが挙げられます。また、目標3のターゲットのひとつに「道路交通事故の死者数を半減させる」と定められています。県内で平成22年～令和2年の10年間で最も多かった死亡事故理由は「脇見漫然」運転でした。(茨城県警察「交通事故関係統計・分析」)ケータイを運転中に操作する「ながら運転」はしないことや、適度に休憩を挟むこと、安全運転を心掛けて事故を起こさない・巻き込まれないようにしましょう。