がん治療薬の原料製造を目指しています!
大洗原子力工学研究所では、高速実験炉「常陽」を活用し、がん治療に用いられる物質を生産するための研究開発を進めています。
特に注目されるのは、「アクチニウム-225」というがん治療への効果が確認されている物質です。
「常陽」では、この物質の国産化と大量製造の実現を目指しています。
■がん治療薬ができるまでの流れ
がん治療の中でも、体の中から直接がん細胞を攻撃する放射線内用療法という方法が治療効果が大きく、全身転移(ステージIV)のがんにも効果があるとして世界的にも注目されています。
「常陽」で製造する「アクチニウム-225」は、患者さんの体への負担が少なく、がん細胞だけを攻撃することができます。
もっと詳しく知りたい方へ
「常陽」特設サイトはこちら!➡「特設サイト高速実験炉「常陽」」で検索
https://www.jaea.go.jp/04/sefard/aboutus/joyo/
日本原子力研究開発機構大洗原子力工学研究所
運営管理部総務・共生課【電話】029-267-2494
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