認知症は、脳への様々な要因により、脳の機能が低下することで「記憶障害」や「判断力低下」など日常生活に支障をきたす、誰にでも起こり得る「脳の病気」です。認知症は、早めに気づいて適切な治療・対応をすれば、その人らしい暮らしを続けることができます。
■認知症かなと思ったら…
一人で抱え込まず、相談しましょう
まずは医療機関もしくはその他の相談窓口に相談しましょう。
〇医療機関:かかりつけ医のほか、「もの忘れ外来」「神経内科」「精神科」などで診療が受けられます。
他に、認知症疾患医療センター(認知症に詳しい診断、専門医療相談などを行う専門医療機関で、県内に13か所)あります。
〇その他の相談窓口:地域包括支援センター、在宅介護支援センター、他に「認知症の人と家族の会」茨城支部があります。
■認知症の方への対応の心得
ご本人は、物忘れや失敗等が続くと不安な気持ちが強くなります。
その気持ちを理解し、下記のポイントを踏まえてやさしく声かけをしましょう。
認知症の方への3つの「ない」
(1)驚かせない
(2)急がせない
(3)自尊心を傷つけない
■つどいの場のご紹介
認知症の方、介護している方、認知症に関心のある方、誰でも参加できます。気分転換、ストレス発散をしに、気軽にご相談ください。
■毎年9月21日は 世界アルツハイマーデー
これは、1994年9月21日にイギリスのエジンバラで開催された「国際アルツハイマー病協会」の第10回国際会議において、WHO(世界保健機関)の後援を受けて宣言されたものに始まります。
それ以来、アルツハイマー病をはじめとする認知症の理解の向上や、患者とその家族並びに介護者への助言や生活の質の向上を目指す活動が、世界60か国以上で行われています。
問合せ:市地域包括支援センター
【電話】34-0011
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