推し本に、出逢う。

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全国で、1年間に発行される書籍や雑誌の数を知っていますか。その数、およそ70,000冊。
「高萩市立図書館」には、たくさんの本の中から、あなたの手に取ってほしい、「推し本」が集められています。

■あなたのための本
図書館には、約11万冊(開架7万冊書庫4万冊)の蔵書があります。
さらに、毎年約2,500冊の本を購入して、新しい本が皆さんの手に届くようにしています。
この11万冊の本をどのように活用していくか、図書館職員は、日々、奮闘しています。

■新刊はどう選ぶのか
平均1,300冊の新刊を網羅したカタログなどから、毎週どの本を購入するかを決めています。
人気作家の本や最近のトレンドの本はもちろん、調べ物に役立つ資料など、幅広い世代に本を手に取ってもらえるように選んでいます。
どの本を選ぶのか、図書館職員の腕の見せ所です。

■読みたい、知りたいに応えるレファレンスサービス
資料が見つからない時や、調べたいことがあっても調べ方が分からない時に、皆さんの調査研究や調べ物のお手伝いをする支援があります。
高萩の図書館に無い本でも、他の図書館から取り寄せるサービス(相互貸借)もあります。
困った時は、お気軽にご相談ください。

読みたい本が見当たらない場合は、リクエストもできます。

■さまざまに使ってほしい
図書館は、静かに本を読む場所というイメージを持たれがちですが、実は、小さな子ども連れでも気兼ねなく利用できるよう、ファミリータイム(毎週土曜日の午前中)を設けています。
また、パソコンでの調べ物の他、2階フロアは学生優先の学習席として利用できます。
他にも、読み聞かせなどのイベントも開催され、特に、年に一度の図書館まつりでは、子どもから大人まで楽しめるイベントが盛りだくさん。雑誌の配布会や図書館くじ、大型紙芝居や「茨城方言かるた」など、楽しみながら図書館を利用できます。

■ご存じですか電子図書館
パソコンやスマートフォンなどから、いつでも・どこでも、電子書籍の貸出ができる、ネット上の図書館を提供しています。(約2,400冊)
文字サイズの変更や音声読み上げ、動く絵本など、電子書籍ならではの機能もあります。
電子図書館で、新たな読書の楽しみを見つけてみませんか。

マイナンバーカードをお持ちの上、窓口で登録すると、図書利用カードとして使用できるようになりました。

■身近な「知」の拠点に
図書館は、子どもから大人まで、あらゆる世代の人が気軽に立ち寄り、それぞれにあった知識や情報、感動に触れることができる、身近な公共施設です。
高萩市立図書館は、これまでの活動が認められ、「読書活動優秀実践図書館」として『文部科学大臣表彰』を受賞しました。
これからも、地域の学びと文化の拠点として、皆さんに寄り添った図書館を目指していきます。

■図書館司書　奥田さんの推し本
『清學(せいがく)の士　長久保赤水』
高萩市立図書館では、市や県にまつわる本や、本市出身の作家が書いた本などを集めた「郷土資料コーナー」を設けています。
その中でもおすすめの図書は、市の誇る偉人「長久保赤水」の生涯を物語風に書き下ろした、横山　洸淙(よこやまこうそう)著『清學の士　長久保赤水』です。
郷土の歴史や文化に興味がある人は、ぜひ図書館にお越しください。

問合せ：図書館
【電話】23-7174