■大腸がん検診を受けましょう
現在日本では、がんによる死亡者数が年々増加しており、4人に1人ががんで亡くなっていることをご存知でしょうか。
胃、大腸、肝臓、膵臓など消化器系のがんが多く、中でも大腸がんで亡くなる人がとても増えています。
がんは早期発見、早期治療により治る確率が高くなるため、検診を受けることはとても大切です。胃がん、肺がん、乳がんなどの検診に比べ、大腸がんの検診は便を提出し、便潜血を検査するだけなので、体への負担もありません。また、毎年受け続けるだけで大腸がんによる死亡を6割近く減らせると報告されています。
大腸がんで命を落とす人が一人でも減るように、毎年、大腸がん検診を受けましょう。
当院、健康管理センターでお待ちしています。
県北医療センター高萩協同病院 統轄病院長補佐 稲川 智(いながわ さとし)
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