年頭のご挨拶 高萩市長 大部勝規

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明けましておめでとうございます。
皆様におかれましては、清々しい新春をお健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

昨年の11月23日に市制施行70周年の節目を迎えた今、本市を取り巻く環境は、依然として人口減少・少子高齢化の進行や物価高騰、自然災害の頻発化・激甚化など、大きく変化し続けております。
そのような中、急激な少子化の影響による児童生徒の減少が著しい現状において、本市教育の基本理念である『主体的に学び、未来を切り拓く地域人の育成』の実現に向け、「高萩市立小中学校適正規模・適正配置基本方針」を令和5年3月に策定し、“本市にふさわしい学校規模等”を定めるとともに“小中一貫教育の導入”の検討を行い、翌年の令和6年3月には、具体的な再編計画を掲げた実施計画を策定いたしました。
この計画を基に、各学校が抱える課題を解消し、児童生徒の学びの場として、安全安心で良好な教育環境を確保するとともに、魅力的な義務教育学校の実現に向け、取り組んでおります。
社会の在り方や仕組みが移り変わる中で、「誰一人取り残さない」というSDGsの理念を基に、あらゆる課題に迅速かつ的確に対応し、誰もが住みやすい地域社会の実現を目指すことが、新たな時代への対応であると考えております。
今後もさまざまな政策課題を克服するための取り組みを進め、『地域力が笑顔を育むまち高萩』の実現、そして、豊かな地域資源を活かした『市民主役のまちづくり』を推進してまいりますので、より一層のご支援を賜りますようお願いいたします。
新しい年が皆様にとって幸多き年となりますことを心よりご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。