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自治体の皆さまへ

MY SURFING LIFE (2)

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茨城県鹿嶋市

■海を守る。
SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS
12 つくる責任 つかう責任
14 海の豊かさを守ろう

◇海に生きる者の使命として…
2050年。遠いようで近い将来、毎年800万トンが新たに流出していると推測されるプラスチックごみは、海に生息する魚の総重量を超えると予想されています。
私たちが普段何気なく着ている衣類にも繊維としてプラスチックが多く使われています。そこで化学繊維を一切使用しないコットン100%のTシャツを提供し、Tシャツ一枚あたり5%を環境保護団体に寄付すると同時に、私たちが主催しているビーチクリーン活動を行うことで、海を守ることの手伝いを始めようとMulino(ムリーノ)というアパレルブランドを立ち上げました。環境保護活動を身近なものとして感じ、その一歩を踏み出す後押しをしたいと考えています。着ることで参加できる環境保護活動を、アパレルブランドとしてたくさんの人々に広めることが私たちの使命です。

◇環境問題への取り組み
私は、サーフィンの大会や練習などの活動を通じて日本各地やさまざまな国の海を見てきました。特に日本や東南アジア諸国の海洋汚染、プラスチックごみ問題は早急に解決しなければならない状況だと感じています。しかし、オーストラリアやアメリカの環境への配慮や、法整備が充実していることにも同時に驚かされたのも事実です。サーフィンをして、海からたくさんの物を貰っている者として、地球に生きる者として、私なりの視点でこの環境問題に立ち向かえないかと考え、活動をスタートしました。
普段街を歩いていると実感することは難しいかもしれませんが、浜辺を歩いていると実に多様で多国籍なプラスチックごみを目にします。そしてそれは近年増加傾向にあり、そのまま放置されていることが現状なのです。お世辞にも綺麗な海とは言えません。そこで我々はアパレルを販売するだけではなく、商品への責任と販売後の責任を持ち環境改善への投資と行動をします。リサイクル事業も積極的に行い、持続可能なアパレルの価値を提供し、少しでも綺麗な海を未来に残したいと考えています。

MULINO.JP
(二次元コードは本紙かPDF版4ページをご覧ください。)
Mulinoのアパレル製品は、鹿嶋市ふるさと納税返礼品に登録されています。

◆海岸一斉清掃 Coastal cleaning
7月8日、平井・下津海水浴場など市内の海岸で「海岸一斉清掃」が実施されました。参加された約1,600人の皆さんの協力で、延べ8トンもの海洋ごみが集められました。ご協力ありがとうございました。

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