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鹿島アントラーズアカデミー(2)

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茨城県鹿嶋市

■佐藤 海宏(DF・背番号7)
鹿島アントラーズジュニア-鹿島アントラーズジュニアユース-鹿島アントラーズユース(2022年・2024年鹿島アントラーズ2種登録選手)
2025年シーズンから鹿島アントラーズトップチーム昇格

▽日本代表歴
2023年:U-17日本代表
2022年:U-16日本代表候補
2021年:U-15日本代表候補

▽サッカーを始めたきっかけは?
お父さんの影響で、野球の体験に行ったのですが、興味が湧かなくて。お父さんは何か自分にスポーツをしてほしかったみたいで、サッカーの体験に行ったことがきっかけです。ボールを蹴るのが楽しくて、シュートばかり打っていました。

▽アントラーズでプレーする意義は?
サッカーを始めて、近くにあったのがアントラーズでした。小さい頃にキッズパスのスタンプを集めるために、毎試合観戦に行っていました。タイトルを取る姿、勝つ姿を見て、自分もこのチームでやりたいと思い、アントラーズでプレーを続けています。

▽キャプテンとして今季のチームをどうみるか?
下の学年の選手が試合に出て活躍している。良い選手が多くいるので、自分自身も助かっています。でもチームを勝たせている場面では、3年生が点を取ったり、3年生の頑張りも大きいと思います。上下関係も、いい意味でないような感じですし、チーム全員の仲が良くて、何でも言い合える仲間たちです。
自分は背中で見せるタイプのキャプテン。自分のことだけじゃなく、チームのことを考えて、周りを見る力や、選手の話を聞くことを意識して、自分自身、人として成長できているのかなとは感じています。

▽来季からトップチーム昇格が決定しているが?
友達や家族、スタッフの皆さんが祝福してくれて、少し実感が湧きました。周りからはプロ選手だと見られるので、それにふさわしいプレーや言動は意識していきたいと思います。トップチームの練習に参加して、特にプレースピードの違いを実感しました。要求の声や質は大きく違います。試合に出られるかどうかの競争も激しいので、メンタル的な強さは、これからもっと必要になると思います。
自分は体力や走力に自信のある攻撃的なサイドバックです。どんどん前に出て、アシストやゴールという結果で、チームに貢献したいと思います。

▽昨年U‐17日本代表での経験で得たものは?
代表はプレッシャーも少なからずありましたが、普段通り自分のやってきたことを出そうという意識で臨んだし、今年代表に入れなくて、悔しい思いもあります。得点だったり、目に見える結果が大切になってくるので、自分の特徴を出せるよう質の高い練習をしていきたい。今季のプレミアリーグでは前半戦を終えて優勝を狙える位置にいるので、チームでも個人でも結果を残して、もう1度代表に入りたいと思っています。

▽プロになる選手として子どもたちへ
鹿嶋で育ったら自然とアントラーズと出会う。試合を観たり、練習に行く過程で、プロサッカー選手を目指したい人もいると思います。自分も今、嬉しいことと苦しいことだったら、苦しいことの方が早く思い浮かぶので、その時に踏ん張る力を大事にしてほしいです。
いろんなことにチャレンジして、自分の目標や夢を見つけてほしいなって思っています。

■大川 佑梧(DF・背番号4)
鹿島アントラーズジュニア-鹿島アントラーズジュニアユース-鹿島アントラーズユース(2024年鹿島アントラーズ2種登録選手)

▽日本代表歴
2024年:U-18日本代表
2023年:U-17日本代表候補
2023年:U-16日本代表
2022年:U-15日本代表

▽サッカーを始めたきっかけは?
5歳の時に、アントラーズのスクールに入りました。気づいた時にはボールを蹴って、生活にサッカーがありました。父親がサッカーをやっていた影響もあるかもしれません。

▽アントラーズでプレーする意義は?
小さい頃からアントラーズが好きで、試合はよく観に行っていました。こんな身近にアントラーズがある環境で、サッカーを始めるとなったら、必然的にアントラーズを選択していました。このチームでプレーできることは幸せなことですし、自分がアントラーズでプレーしたいと思ってこの場所にいるので、すごく幸せな時間を過ごせているなと身に染みて思います。

▽ユースチームでの立ち位置は?
言葉や気持ちでチームを鼓舞していくタイプかなと思っています。先輩後輩関係なく声をかけています。
自分は守備の人間なので、自分がいたら無失点で抑えられるとか、そう思ってもらえる選手になれればいいと思っています。逆に攻撃だったら、1本のパスでチームの流れを変えられたり、攻撃のアクセントになるようなパスを出せればと思います。

▽7月に2種登録された今の想いは?
トップチームに入れると聞いた時は、嬉しさもありましたけど、ここからが勝負だなという気持ちが強かったです。練習には何回か参加していて、今でも練習に参加するたびに緊張しますし、ユースとトップチームではプレーの強度が全然違うので、頭を使ってプレーするように意識しています。選手一人ひとりプレースタイルが全然違うので、いろいろなところから吸収していきたいです。
自分は守備やヘディングが強く、左足のキックが得意なので、そこを生かしていきたいです。気持ちの面では、リーダーシップを持って、自分が声をかけながらチームを引っ張っていける存在になれたらいいなと思います。
特に日本代表の町田浩樹(まちだこうき)選手は、アントラーズ出身で、同じ左利き・長身だったりと、自分と重なる部分も多いので、目標にしています。

▽飛び級でU‐18日本代表に選出されたが?
1つ上の代表には何度か選出してもらいましたが、前に呼ばれた時よりもできるようになっていることを実感して、自信になりました。今回も1週間という短い中で、いろいろな選手やスタッフの皆さんとコミュニケーションを取ったり、自分のサッカーの見方が変わったことはよかったと思います。ビルドアップの時の細かい立ち位置とか、守備の立ち位置とか、数センチのところを指導してもらいました。
1人で守れる範囲が広がったり、できることが増えれば、それが1番チームの助けになると思うので、これから自分がもっと大きくなっていきたいです。
アントラーズでも、日本代表でも、自分のレベルアップがチームのレベルアップにつながったらいいと思います。

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