令和6年度予算編成にあたっては、極めて厳しい財政状況下においても、災害などの緊急的な対応に備えておく必要性を踏まえ、当該年度の歳入規模に応じた財政調整基金に頼らない予算編成を行いました。
■主な新規事業
▽総合戦略推進事業
企業誘致補助金
〔内容〕新しい業態の企業を誘致し、中心市街地の空き店舗を活用したサテライトオフィスの新規整備を支援します。
▽救急医療対策経費
新設医療機関整備補助金、看護師修学資金貸付金、医療講座寄附金
▽排水路整備事業
排水路整備工事費
▽公民館施設管理費
平井公民館大規模改修工事費
■主な拡充事業
▽ふるさと納税推進事業
ふるさと納税業務委託料など
〔内容〕市内産業の活性化および自主財源の確保を図るため、ふるさと納税事業を推進します。
・地域資源を活かした魅力ある返礼品を開発し、寄附者に選ばれる自治体を目指します。
・企業版ふるさと納税により地域の課題解決を図ります。
▽鹿嶋斎苑管理費
葬祭棟屋上防水改修工事等施設改修工事費
▽国土強靭化事業
市道6400号線排水整備工事費
▽橋りょう長寿命化事業
橋りょう長寿命化工事費
■今年度の当初予算は?
令和6年度当初予算の総額は426億3,072万円、対前年度比12億3,218万円の減(△2.8%)となりました。このうち、一般会計については、233億700万円で対前年度比1億4,200万円の減(△0.6%)となっています。
将来に渡って鹿嶋市が鹿嶋市であり続けるためには、健全な財政運営を継続していくことが必要です。そのため、限られた財源の効果的・効率的な活用に向けて、その時々に応じた優先順位を的確に捉え、必要とされる事業に重点的に予算配分することも大切です。
今年度は、平成18年度以来、18年ぶりとなる、貯金に頼らない収支均衡のとれた予算編成としましたが、雇用確保を目指した企業誘致補助金や救急医療対策のための新設医療機関整備補助金、看護師修学資金貸付金などの地域課題に応じた事業への取り組みを推進していきます。
財政課長 市原 一弘
■令和6年度 当初予算の概要
▽一般会計(歳入・歳出)
▽市民1人あたりに使われる金額
358,807円
民生費 154,464円
教育費 43,881円
総務費 38,812円
土木費 32,497円
衛生費 32,257円
公債費 27,023円
消防費 16,954円
農林水産業費 5,582円
議会費 2,928円
商工費 2,641円
その他 1,768円
※令和6年4月1日現在の常住人口64,957人で計算しています。
■令和6年度当初予算の内訳(会計別)
問合せ:財政課
ID:0076246
<この記事についてアンケートにご協力ください。>