高齢者を狙った悪質商法に注意‼
~高齢者向け悪質商法・ニセ電話詐欺被害防止共同キャンペーン~
高齢者は自宅にいることが多いことから、訪問販売や電話勧誘販売、ニセ電話詐欺による被害に遭いやすくなります。悪質業者は高齢者の不安をあおり、親切に接し信用させ、年金や貯蓄などの貴重な財産を狙っています。周囲の見守りや声かけで、高齢者被害を防ぎましょう。
■事例
「近所で行う工事の挨拶に来た」と業者が訪ねてきた。「お宅の屋根瓦がずれているのが見えた。点検してあげる」と言われ見てもらうと、「このままでは雨漏りする。今なら資材の持ちあわせもあり、割引する」と勧誘され、工事費用150万円の契約をした。しかし、屋根瓦がずれているのはうそだと分かり、解約したい。
■対策
屋根の様子は消費者からは認識しづらく、自身では工事が必要かどうかの判断が難しいため、業者の言葉を信じてしまいやすくなります。
「近くで工事をしている者です」、「工事の挨拶に来ました」、「お宅の瓦がずれているのが見えました」などと巧妙なトークで近づき、消費者の不安をあおりながら、言葉巧みに工事をせかすのが点検商法の手口です。突然訪問してきた業者には、たとえ無料と言われても安易に点検を依頼しないようにしましょう。
訪問販売では、契約書面を受け取った日から8日以内であればクーリング・オフできます。本来望んでいない契約をしてしまった場合には、すみやかにクーリング・オフを書面または電磁的方法(メール)により通知しましょう。
「おかしいな」「不安だな」と思ったら、すぐに消費生活センターにご相談ください。
問合せ:
消費生活センター【電話】85-1320
消費者ホットライン【電話】188
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