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自治体の皆さまへ

つたエールけん

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長崎県

県内で頑張っている企業や人にエール(応援)を送ります!

■日本紙器株式会社(時津町)
お話を伺ったのは
取締役副社長 杉本和基(すぎもとかずき)さん

県内唯一、段ボールを一貫生産
段ボールで制作した子ども向けの遊具も人気です

◇企業グループ内でリサイクル体制を確立
1961年に祖父が段ボールの製造加工を行う現会社を設立。現在は父が社長を務めており、グループ会社の松美段ボール(川棚町)と共に県内約3割の段ボールを製造しています。段ボールはほぼ100%リサイクル可能な環境に優しい包装資材です。私たちの企業グループでは、製紙メーカーに古紙を運搬し、原紙を引き取り、その原紙から段ボールの製造まで一貫して行う、完全リサイクルの形態を確立しています。

◇フルオーダーメードでお客さまの要望に応える
原紙から段ボールシートを製造するコルゲータ―という巨大な機械を県内で唯一保有し、高品質かつ短納期、ローコストでのサービス提供に取り組んでいます。段ボール箱にはミカンやジャガイモなどを入れる厚くて丈夫なものから撥水(はっすい)加工のもの、空気穴があるものなど、いろいろな種類があります。当社では、フルオーダーメードを基本にし、大量生産だけでなく、少数の注文や段ボールの印刷にも対応しています。

◇段ボール遊具など新たな事業を展開
自治体と災害時の協力に関する協定を結び、避難所で使うパーテーションやベッドなども段ボールで製造しています。また、いろいろな形にカットしてデザインを施した看板や顔はめパネルなども製造しているほか、滑り台や木馬など子ども向けの遊具を作り「段ボール遊園地」としてイベントなどに提供し、好評を得ています。今後も段ボールの新たな価値を生み出しながら、イベントやSNSを通して会社の知名度アップにも力を入れていきたいと思っています。

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