■地域の特色ある文化・芸術〔長崎市〕
長崎市は古くから海外への玄関口として発展してきました。江戸時代は唯一の貿易港として、ヨーロッパや中国から多くの文化が流入し、他の地域にはない独自の文化が形成されました。
◇長崎くんちの奉納踊(国指定重要無形民俗文化財)
長崎くんちは1634年から390年続く長崎の氏神「諏訪神社」の秋季大祭で、毎年10月7日から3日間催されます。神前に奉納する奉納踊には異国趣味のものが多く取り入れられ、江戸時代から豪華絢爛な祭礼として評判だったといわれています。
◇長崎郷土芸能大会
郷土の貴重な民俗芸能の保存と継承を図り、市民の伝統文化に対する関心と理解を深めることを目的として、1975年から毎年開催されている芸能大会で、各地域に継承されてきた郷土芸能が披露されます。
■東アジア・ユース・アンサンブル演奏会を開催しました♪
県では、音楽による国際交流事業に取り組んでおり、8月10日には中国、韓国、日本の若手演奏家による「東アジア・ユース・アンサンブル演奏会」を長崎県美術館で開催し、多くの方に来場いただきました。
来年の文化祭では、「東アジアユースオーケストラ」を結成し、雲仙市で地元の子どもたちも参加する演奏会を開催する予定です。3カ国で結成したオーケストラが奏でるハーモニーをお楽しみに!
問合せ:長崎県実行委員会事務局(県のながさきピース文化祭課内)
【電話】095-895-2771
来年9月から本県で開催される「ながさきピース文化祭2025」に向け、県内の特色ある伝統芸能や文化活動を地域ごとにシリーズでご紹介します。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>