■地域の特色ある文化・芸術〔南島原市〕
南島原市は、1567年に南蛮船が口ノ津港に来航したことをきっかけに西洋文化が花開き、当時の日本における国際交流の先進地となりました。現在はキリシタン関連遺跡が数多く点在し、特徴的な歴史・文化を受け継ぎながら、新たな文化・芸術の振興に取り組んでいます。
◇セミナリヨ現代版画展
天正遣欧使節が学んだセミナリヨやコレジヨが置かれた南島原市は、日本における銅版画技術発祥の地です。先人の国際性豊かな向上心や情熱を地域づくり・人づくりに生かすため、全国から応募作品を集めたセミナリヨ現代版画展を毎年開催しています。
◇アートビレッジ・シラキノ
廃校となった校舎に芸術家が滞在し、地域との交流を図りながら創作活動に従事するプログラムを年に2回開催し、地域や国籍を越えた芸術家の発掘・育成のほか、創造性豊かな地域づくり・人づくりに取り組んでいます。
■ながさきピース文化祭のカウントダウンを実施中!
本文化祭の開催までの日数を表示するカウントダウンボードを県庁舎、JR長崎駅、JR佐世保駅、長崎空港に設置しています。
それぞれ異なるアーティストがデザインを担当しました!個性豊かなデザインをお楽しみください!
◇県庁舎のカウントダウンボード
長崎の文化とそれを楽しむ人々が、渦のように混ざり合って、新たな文化が発展していくイメージで、テーマカラーのブルーとイエローは、空や海と明るい光(太陽)、長崎の自然豊かな風景を表現しています。〔デザイナー:前田泰佑さん〕
問合せ:長崎県実行委員会事務局(県のながさきピース文化祭課内)
【電話】095-895-2765
来年9月から本県で開催される「ながさきピース文化祭2025」に向け、県内の特色ある伝統芸能や文化活動を地域ごとにシリーズでご紹介します。
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