地域の特色ある文化・芸術 -【対馬市】-

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■「対馬の盆踊」
対馬島内で受け継がれる盆踊りで、先祖の霊を慰めるために各集落で披露されてきました。現在は島内数カ所で8月のお盆の時期に披露されており、国の重要無形民俗文化財に登録されているほか、昨年度ユネスコ無形文化遺産に登録された日本の民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」の一つにもなっています。

▽特徴
輪になって踊る一般的な盆踊りとは異なり、少人数で二列縦隊になって伝承曲と太鼓や鉦(かね)の囃子(はやし)に合わせて踊ります。手振りや足使い、扇使いなどの独特の所作は、対馬における芸能の変遷や地域的特色を理解する上で貴重な資料となっています。

▽演目
「祝言(しゅうげん)」と呼ばれる扇子踊りや手踊り、綾竹・なぎなた・杖などの意匠を凝らした道具を使って踊る「採り物踊」、扮装して物語の内容を演じる「仕組踊」など、さまざまな踊りが含まれています。

■第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭の統一名称(愛称)・キャッチフレーズが決定
県の実行委員会では、令和7年度の開催に向け、愛称とキャッチフレーズを募集し、それぞれ約1,500点の応募の中から最優秀賞を決定しました。今後この愛称とキャッチフレーズを広く使用し、県民の皆さんに親しまれる文化祭を目指していきます。
会期：令和7年9月14日(日)～11月30日(日)の78日間
愛称：ながさきピース文化祭2025(にせんにじゅうご)
キャッチフレーズ：文化をみんなに

▽その他の受賞作品
※詳細は本紙をご覧ください

問合せ：長崎県実行委員会事務局(県の文化振興・世界遺産課内)
【電話】095-895-2765

令和7年度に本県で開催される「ながさきピース文化祭2025」に向け、県内の特色ある伝統芸能や文化活動を地域ごとにシリーズでご紹介します。