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自治体の皆さまへ

つたエールけん

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長崎県

県内で頑張っている企業や人にエール(応援)を送ります!

■株式会社いろはや(島原市)
お話を伺ったのは
代表取締役社長
中山 実津雄(なかやまみつお)さん

地元を元気にするためには
まず自分たちの商売を磨き、
持続可能なものにすることが大事

◇島原市に本社を置く、創業170年の老舗企業
1857年に現在の本社がある島原市堀町で足袋屋「いろはや」が創業し、私は5代目にあたります。現在は、婦人服のセレクトショップを島原市で2店舗、長崎市で1店舗、長崎・九州のセレクトおみやげショップを長崎市で2店舗、さらにウェブショップも展開中です。また、島原市のアーケードに人が集い、さまざまな作品の作り手とお客様がつながる場として「SHIMABARA DESIGN ART LAB(シマバラデザインアートラボ)」を運営しています。

◇物を売る仕事から、物の良さを伝える仕事へ
おみやげのセレクトショップをオープンしたきっかけは、日々、流通や消費の形が変化する中で、伝統や技術がある老舗企業が経営難で次々と廃業している事実を知り、自分たちに何かやれることはないかと思ったことです。店内には、私が現地に足を運び、本当に良いと思ったものだけを置き、販売しています。長崎・九州にこんな良いものがあるんだと伝えていくことが、170年小売業に関わってきた自分たちがやるべきことではないかと思っています。

◇「進化する老舗」として地域を元気に
この度「長崎県ネクストリーディング企業」※に認定されました。今後は県の支援も受けながら、ウェブショップを活用して日本全国、世界へとマーケットを広げる予定です。そうしたデジタルの良さも生かしつつ、これからもお客様への対応やスタッフ間のコミュニケーションといった人と人との温かいつながりも大切にしていきたいですね。今後も「進化する老舗」として地域を元気にし、「この会社で働きたい」と思ってもらえる企業を目指して頑張ります。
※高成長への意欲と潜在力を持ち、今後5年間程度で高い成長が期待される県内企業

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