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【特集2】あなたに伝えたい 介護の魅力~11月11日は介護の日~

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長崎県

介護は、生活の支援が必要な人に寄り添い、手助けをすることでみんなの笑顔をつくる仕事です。多くの人が魅力ある「介護のしごと」に就くことができるよう、県ではさまざまな取り組みを進めています。

■「介護のしごと」って?
介護のしごとは、未経験や無資格でも始められます。また、介護ロボットやICTの活用により職員の負担を軽減するなど、介護の現場も変化しています。

◆データで見る長崎県の介護のしごと
▽福祉・介護従事者の数
49,645人(2016年)→57,405人(2021年)
全産業の10.4%を占めていますが、今後ますます介護ニーズが増えることが予測されるため、引き続き多くの人材が必要とされています。

▽介護職員の月額平均賃金
196,200円(2018年)→205,500円(2022年)
処遇改善が進み、着実に上昇しています。

▽離職率
13.7%(2018年~2022年の5年平均)
働く環境の改善により、全産業の平均14.8%を下回っています。

■「介護の魅力」を伝えます!
県では、介護のしごとの魅力を伝えるため、さまざまな取り組みを進めています。

◆介護のしごと魅力伝道師
県が認定した若手介護職員が介護のしごとのやりがいや魅力を伝える活動を行っています。

▽介護のしごと魅力伝道師 杉下さん
介護のしごとは、人と人との触れ合いだからこそ、時にはぶつかり合ったり、時にはお腹を抱えて笑ったり、時には葛藤したり…、とても人間味あふれる仕事です。私自身が日々感じている魅力やありのままの介護の世界を知ってもらえるよう活動しています。

◆魅力発信コンテンツ
介護のしごとの魅力を動画やSNSで発信しています。また、特設サイト「介護のしごとって?」では、実際に介護の現場で働く方の声なども掲載していますので、ぜひチェックしてみてください。

■「介護のしごと」やってみませんか?
県では、安心して働くことができる職場を増やす取り組みや介護のしごとにチャレンジする人を応援する取り組みを進めています。

◆たくさんあります!働きやすい職場
介護のしごとは、子育て中の方やシニア世代の方など、働く人のライフスタイルに合わせたさまざまな働き方ができる仕事です。資格取得やスキルアップのための研修を実施する事業所のほか、職員の業務負担軽減や外国人材との共生に取り組む事業所も増えています。

▽現場で働く人の声
私が働いている事業所では移乗支援リフトを使っていますが、リラックスして移乗介助を受けている利用者の方の表情を見ていると、介護ロボットは、利用者・職員双方の負担を軽減できるものだと実感できます。また、働きやすい職場環境のおかげで、子育てと仕事の両立ができています。
長崎市・牧島荘 副島さん

私が働いている事業所では、外国の方を雇用しており、ファムさんはベトナムから日本へ来て、無資格から介護のしごとをスタートされました。介助方法を一つずつ覚えながら、真剣に業務に取り組み、利用者の方とのコミュニケーションもできており、今では現場を支えてくれる大切な同僚です。
五島市・只狩荘 中村さんとファムさん

◆介護のしごとをやりたい方を応援!
県では、介護のしごと体験や修学資金の貸し付けなどにより、介護のしごとに興味・関心を持っている方を応援しています。お気軽にお問い合わせください。

▽介護のしごと体験(無料)
県内の老人ホームなどで、介護職員や介護助手※の仕事を1日体験できます。
※介護職員を補助し、主に掃除や洗濯などを担う仕事

▽介護福祉士修学資金
返済免除付き※の奨学金で介護福祉士を目指す学生をサポートします。
※県内で介護福祉士として原則5年間勤務すると返済が免除されます

▽介護分野就職支援金
初めて介護のしごとに就く方の就職にかかる費用を支援します。

高齢化社会が進展する中、今後ますます介護ニーズが増えることが予測されるため、介護の現場を支える人材の確保・定着は重要な課題です。
県では、介護のしごとの重要性や魅力を若い世代へ伝え、理解を深めていただくことで、多くの方に介護のしごとに興味を持ってもらえるよう取り組んでいます。
長崎県知事 大石賢吾

問合せ:県の長寿社会課
【電話】095-895-2440
広報テレビ番組「みジカなナガサキ」(民放3局)でも今回の特集を11月に放送します。

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