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地域の特色ある文化・芸術【五島市】

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長崎県

■地域の特色ある文化・芸術【五島市】
五島市内では古くから、先祖を供養するため、念仏踊りが市内各地で踊り伝えられてきました。現在は、8月のお盆の時期に披露され、墓地や市街地では、鉦(かね)や太鼓の音、独特な掛け声が鳴り響く一大風物詩となっています。

◇チャンココ(県指定無形民俗文化財)
福江(ふくえ)地区を中心に伝わる念仏踊りで、「チャン」が鉦の音、「ココ」が太鼓を叩く音といわれています。「掛け」と呼ばれる踊り手たちが太鼓を首にかけて、帷子(かたびら)や蒲(がま)の葉などで作られた腰蓑(こしみの)を付け、鉦に合わせて踊ります。南方系の情緒を漂わせるエキゾチックな踊りで、花笠や衣装、歌や踊りは各地区で異なります。

◇オーモンデー(県指定無形民俗文化財)
嵯峨島(さがのしま)地区に伝わる念仏踊りで、半袖シャツに黄色の腰布を巻いて、腰蓑を付け、派手な冠物とともに、後頭部には原色の長い布を垂らして踊ります。まるでアルプスの牧童の「ヨーデル」のような歌唱と南方系の扮装、中央アジア風の手振りは、他に類を見ないような国際色豊かな民謡といわれています。

◇オネオンデ(市指定無形民俗文化財)
富江(とみえ)地区に伝わる念仏踊りで、およそ400年前の江戸時代に豊作を祈願して始まったとされ、現在では供養踊りとして継承されています。蒲で編んだ袴と大振袖の襦袢(じゅばん)を着て、垂れた布で面を覆った兜(かぶと)を被り、肩には太鼓、腰には刀を付けて踊ります。

■「ながさきピース文化祭2025」ロゴマークをご活用ください
県実行委員会では、「ながさきピース文化祭2025」の認知度向上や機運醸成を図るため、PR活動などで統一的に使用するロゴマークを作成しており、このロゴマークを多くの方と共有し、本文化祭を広くPRしていきたいと考えています。
本文化祭を盛り上げていくため、パンフレットやポスター、名刺など、さまざまな場面でぜひご活用ください!
※使用要領やガイドラインについては、県のウェブサイトをご確認ください
「ながさきピース文化祭」で検索

問合せ:長崎県実行委員会事務局(県の文化振興・世界遺産課内)
【電話】095-895-2765

令和7年度に本県で開催される「ながさきピース文化祭2025」に向け、県内の特色ある伝統芸能や文化活動を地域ごとにシリーズでご紹介します。

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