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地域の特色ある文化・芸術【壱岐市】

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長崎県

■地域の特色ある文化・芸術〔壱岐市〕
神々が宿る島「壱岐島」として150以上もの神社を有する壱岐市では、古くから島民の間で神々が深く信仰されていたことが伺え、室町時代から舞い継がれた神事芸能として、国の重要無形民俗文化財に指定されている「壱岐神楽」などがあります。

◇郷ノ浦祇園山笠
地元では「ぎおんさん」と呼ばれる壱岐市最大の夏祭りです。郷ノ浦町元居地区にある八坂神社に家族の疫病が治ったお礼として山笠を奉納したのが始まりで、280年以上の歴史があります。時代とともに五穀豊穣(ほうじょう)や商売繁盛、大漁祈願、家内安全など、さまざまな願い事が込められるようになりました。
唄子(うたこ)や担ぎ手の「オッセ、オッセ」や「ヨーカイタ、ヨーカイタ」の掛け声に乗って山笠が町内を練り歩き、石段を駆け上がる難所が最大の見どころです。

◇壱岐神楽(国指定重要無形民俗文化財)
約700年の古い伝統と歴史を持ち、壱岐の神社に奉職する神職にしか音楽の演奏や神楽を舞うことが許されない極めて神聖な神事芸能。譜面などはなく口頭でのみ伝承されており、2畳の畳の上で舞う神楽は、秋から冬にかけて、島内の各神社で毎日のように奉納されます。
住吉神社で8月と12月に奉納される「壱岐大大神楽(いきだいだいかぐら)」は壱岐神楽の中でも最も厳粛・丁重なもので、舞人・楽人合わせて12名以上で奏され、所要時間は7~8時間を要します。

■オフィシャルサポーターを募集しています
県の実行委員会では、本文化祭の開催を盛り上げるため、広報活動にご協力いただけるオフィシャルサポーターを募集しており、このたび株式会社文明堂総本店と九州旅客鉄道株式会社長崎支社長崎駅に就任いただきました。
今後も、企業や団体の皆さまにご協力いただきながら、さらなる認知度向上や機運醸成を図っていきます。多くの企業・団体の皆さまのご応募をお待ちしています。
詳しくはこちら→ ※二次元コードは本紙をご覧ください。

問合せ:長崎県実行委員会事務局(県のながさきピース文化祭課内)
【電話】095-895-2765

令和7年度に本県で開催される「ながさきピース文化祭2025」に向け、県内の特色ある伝統芸能や文化活動を地域ごとにシリーズでご紹介します。

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