■五島うどん
うまか食品
五島市のふるさと納税に出品している五島の名産品「五島うどん」。今回はその一社である、特定非営利活動法人五島あすなろ会 うまか食品で、職業指導員をされている北川洋行(きたがわひろゆき)さんにお話をお伺いしました。
北川さんは佐世保から移住し、こちらに勤めて10年目。子どもの進学のタイミングに合わせて家族で五島に引っ越しました。以前介護施設で働いていたこともあり、その経験を活かし特定非営利活動法人五島あすなろ会に就職。うどんの製造職員として働き始めます。
うまか食品でうどんの生産を始めたのは30年ほど前。現在製造は、9人のB型支援の利用者と2人の職員で行っています。
10年目になる北川さんでさえ、失敗することもあるほど一筋縄ではいかない五島うどん作り。「伸ばしている途中で、うどんが切れて落ちてしまうとがっかりしますね。夏場の製造は特に難しいです」気温や湿度、水の配分や塩加減、特に最初の練る工程で失敗すると、そのあとの工程にすべて影響してしまうそうです。
ふるさと納税では、「五島うどんギフト」が人気。島内では空港、港などのお土産屋さんで購入できます。ドライブスルーと店内飲食も可能な「ばらもん亭×シンベエ」の店舗でも販売しています。ここでは、五島うどんの生麺を食べることができます。
「これからお歳暮の時期で忙しくなりますが、全国に『五島うどん』を知ってもらえるように、変わらぬ丁寧な品質でお客様の手元に届くようにしたいです」と話す北川さん。返礼品の中には、はごろも麺やスパゲッティもありますので、ぜひお召し上がりください。
取材・執筆:ライターグループfumoto
問合せ:特定非営利活動法人 五島あすなろ会 うまか食品(籠淵町2176-1)
【電話】74-5745
ふるさと納税に関するお問合せ:政策企画課広聴・広報戦略班
【電話】72-6782
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