■Vol.33 EMSでエネルギーの使用状況を見える化
EMSとはエネルギーマネジメントシステム(Energy Management System)の略称です。エネルギーの使用状況を専用のモニターやパソコン、スマートフォン等に表示することにより、エネルギーの「見える化」を行います。快適性や省エネルギーを支援するシステムで、空調や照明、家電製品等の最適な運用を促すものです。五島市ゼロカーボンシティ計画や国の計画でもEMSを利用したエネルギー管理の実施の促進が掲げられています。家庭用をHEMS(ヘムス)、商用ビル用をBEMS(ベムス)と言います。
▽「見える化」で節電
電気機器がどれだけの電力を消費しているか分かるため、節電対策を具体的に立てることができ、エネルギーの最適な運用が可能となります。太陽光発電、蓄電池を設置している住宅は、一元管理により蓄電システムの最適化を行うこともできます。
次回1月号は「脱炭素先行地域について」
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