■介護保険料が決まるまで
65歳以上の方(第一号被保険者)の介護保険料は、介護サービス等に要する費用の見込みに基づいて、3年ごとに見直されることになっています。
今年度は、令和6~8年度の介護サービス費の見込みをもとに、令和5年度中に五島市老人福祉計画・第9期介護保険事業計画策定協議会を開催し、官民団体から選出された13人の協議会委員による4回にわたる審議内容の答申を受けて決定されました。
令和6~8年度の介護保険料の基準額は「81,360円(年額)」となります。この基準額をもとに、本人や世帯の市民税の課税状況および所得に応じて、年間保険料(下記表)が決定します。
▼65歳以上の第一号被保険者
五島市の介護にかかる年間予算のうち、23%を第一号被保険者の総数で割った額を基準額とする
▼40~64歳の第二号被保険者
○給料をもらっている人
4~6月の給与額の平均から標準報酬月額表をもとに計算する
○自営業など
前年の所得基準の段階に応じた保険料
▼所得段階別の介護保険料
■介護人材不足
▼1年間に利用者・家族からハラスメントを受けたことがある介護職員 2~4割
高齢化が進み介護需要が高まる一方、介護人材は不足しています。
利用者・家族からのハラスメントによる介護職員の離職を防ぎ、介護職員が安心して働ける環境を整えることは、皆さまへの適切な介護サービスの提供につながります。
住み慣れた地域で安心して暮らしていただくために、利用者その家族一人ひとりが介護サービスの適切な利用にご協力ください。
▼ダメ!それはハラスメントです!!
・大声を出す・怒鳴る・理不尽なサービスを要求する・威圧的な態度で文句を言う
・特定の介護職員にいやがらせをする
・無視する・つばを吐く
・下半身を丸出しにする
・理不尽な苦情を申し立てる
・蹴る・必要なく触る・性的な話をする
・職員につきまとう・長時間の電話
・手を払いのける・抱きついてくる
■今!自主的な介護予防!
介護人材不足は、全国的な問題です。
急速な高齢化率の上昇に介護人材の確保は間に合いません。
『必要な時は施設に…』『必要な時はヘルパーを頼めば…』が叶わない時代は目の前です。
だからこそ自分でフレイル予防に取り組む必要があります。
合言葉は、生涯現役!!!
人の集まりが苦手な方ほどフレイル予防は必要です!
▼これらのうちいずれかに積極的に取り組むことが介護予防につながります
・就業する
・ペタンクやゲートボール、グラウンドゴルフなどスポーツを楽しむ
・地域ミニ・デイサービスに参加する
・誰かとおしゃべりをする
・積極的に家事に取り組む
・良質な睡眠
・積極的に歩く
・社会貢献活動に参加する
・バランスの良い食事
・習い事への挑戦
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