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私が選ぶとっておきの一冊ーRecommended Bookー

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長崎県五島市

■五島市に暮らすいろんな人のオススメ本を紹介するコーナー
私が選ぶとっておきの一冊ーRecommended Bookー

▼12冊目
地域おこし協力隊員 西田双太(にしだそうた)さん
埼玉県上尾市出身。現在、大浜在住の地域おこし協力隊員です。以前は、埼玉と東京の二拠点生活をしていました。埼玉では、地域の素材を使ったものづくりを行い、地域の交流拠点を立ち上げ、東京では、離島専門メディアの編集部に勤務。ジョギングが趣味で、離島で開催されるマラソン大会に参加し、そのままワーケーションを行うこともありました。
五島市には、三井楽のつばきマラソンに参加し地域の方々とふれあったことがきっかけで、今年4月に地域おこし協力隊員として移住してきました。その後、大浜の自宅を改装し、地域の交流拠点として、商店・寺子屋を兼ねた「西田商店」を立ち上げました。
また、久賀島では小中学生向けに地域資源を活用したイベントを行い、現在は、自宅にものづくり工房の立ち上げを試みています。今後も、地域の交流拠点をつくっていきたいと思っています。

○西田さんのとっておき
私自身、地元から東京へ出た経験を通じて、都会では地域のつながりが薄く感じられることがありました。
こちらの書籍を読むことで、都会に視点を向けつつ、自分が暮らす地域についても改めて考えるきっかけになるかもしれません。また、便利さやお金だけではない、心地よい地域の温かみを感じたい方にも、ぜひおすすめしたい一冊です。

○世界がかわるシマ思考…離島に学ぶ、生きるすべ
issue+design/出版社
人が幸せに生きるために必要なつながりは「コミュニティ」と呼ばれることがありますが、この書籍ではそれを「シマ」という言葉で表現されています。
今までの自分は、都会にありがちなお金と物の交換で完結する関係の中で過ごしてきたように思いますが、五島に来てからは、お互いに助け合いながら続く関係の中で、自分自身が学び、成長できているような感覚を覚えています。
また、書籍では「田舎や離島にあこがれる」という漠然としたイメージについて、有識者の話をもとに丁寧に説明されています。
「なぜ田舎や離島が心地よいと感じるのだろう」と問いかけながら読むことで、地域のコミュニティについて見つめ直すヒントになるかもしれません。

こちらの本は市立図書館で借りられます。

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