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長崎県五島市

■閉校する4校で記念式を開催
3月で閉校となる小中学校で記念式が開催され、在校生や学校関係者をはじめ、地域の方、卒業生などが一堂に会しました。式典では、児童・生徒代表の言葉として、これまでの学校生活の思い出や、新しい学校での期待・意気込みなどが語られ、長く受け継がれてきた歴史に幕を下ろしました。

▽2/18 大浜小学校→本山小学校と統合
創立:明治13年(1880年)
卒業生(令和4年度まで):2,072人 ※昭和22年以降
在校生(令和5年度末):23人
歴代最大児童生徒数/年度:399人/昭和33年度

▽3/3 崎山小学校→福江小学校と統合
創立:明治7年(1874年)
卒業生(令和4年度まで):7,150人以上
在校生(令和5年度末):34人
歴代最大児童生徒数/年度:738人/昭和33年度

▽2/25 奥浦中学校→福江中学校と統合
創立:昭和22年(1947年)
卒業生(令和4年度まで):4,030人
在校生(令和5年度末):29人
歴代最大児童生徒数/年度:380人/昭和38年度

▽2/25 崎山中学校→福江中学校と統合
創立:昭和22年(1947年)
卒業生(令和4年度まで):4,829人
在校生(令和5年度末):21人
歴代最大児童生徒数/年度:421人/昭和38年度

問合せ:教育委員会教育総務課
【電話】72-7905

■つながる・つなげる・地域の未来 まちづくりフェスを開催
2月18日まちづくり協議会の活動を市民に知ってもらい、興味・関心を高め、活動の輪を広げるため、福江文化会館でまちづくりフェスを開催しました。
当日は、若者離れや高齢化により消滅危機にあった鹿児島県の柳谷集落(通称…やねだん)を「奇跡の集落」として蘇らせた総務省地域力創造アドバイザー・豊重哲郎さんが講演。無関心層や反対意見の持ち主を取り込み全住民参加型の地域づくりを実現した苦労や工夫を表情豊かに熱弁。地域資源を活用して確保した自主財源で、地域独自の福祉や教育、文化活動を行うなど、行政に頼らない地域おこし実践のプロセスを詳しく紹介しました。
その他、地域の伝統文化の継承をテーマにしたアトラクションとして、「岐宿の鬼神太鼓」、「玉之浦白鳥神社神楽」、「高田のチャンココ」を披露。各まちづくり協議会のブースでは、活動紹介パネルの展示や地域の特徴を生かした体験、食の振る舞いなど、会場は多くの人で賑わいました。

問合せ:地域協働課地域づくり協働班
【電話】76・3070

■認知症がテーマの作文で最優秀賞 有川紗梨菜(ありかわさりな)さん
全国キャラバンメイト協議会主催の認知症キッズサポーター作品募集で、富江中学校3年・有川紗梨菜さんの作文「笑顔を守るために励みたい」が、中学生の部で最優秀賞を受賞しました。
2月28日、市役所で村上教育長へ受賞を報告。「受賞を聞いてとても嬉しかったです。作文は得意な方ではありませんが、何事も挑戦が大切だなと感じました」と受賞の喜びを話しました。
※記載の学校と学年は2月28日時点のものです。

問合せ:長寿介護課長寿支援班
【電話】72・6194

■凸撃!野村道場 五輪3連覇の野村忠宏さんが柔道教室
2月25日、柔道男子五輪3連覇の野村忠宏さんが、中央公園市民体育館で柔道教室を開催しました。
野村さんは、令和元年から全国で柔道の普及活動をしており、そのプロジェクトの一環で今回五島市を訪れました。市内の柔道教室生約100人が集まる合同練習にサプライズで登場。さらに、YouTubeで柔道関連の動画を配信しているドンマイ川端さんも登場し、会場には子どもたちの大きな歓声が上がりました。
教室では、野村さんの得意技である背負い投げの披露や個別に指導・乱取りを行う場面も。子どもたちにとって貴重な経験を提供してくれました。
野村さんは「相手への礼儀・感謝の気持ちを一番大切にしてほしい。勝敗だけにこだわることなく、柔道を楽しむことを忘れないでもらえれば。この五島からトップレベルの選手が出てきてくれたら嬉しい」と、自分の思いを話していました。

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