■五島市に暮らすいろんな人のオススメ本を紹介するコーナー
私が選ぶとっておきの一冊ーRecommended Bookー
▼7冊目
タロットカード占い師 碧朽葉緑(あおくちばみどり)さん
富江町出身で、6歳の時、両親の仕事の都合で福岡県へ引っ越しました。祖父母が富江町に住んでいたことから、それ以降も夏休みなどに五島を訪問。31歳の時、祖父が体調を崩したことをきっかけに五島へ移住。田舎生活を送りたいという思いもありました。市内で占い師として活動しており、毎年開催している公民館講座ではタロットカード占いの実践講座を行っています。
占いを始めたきっかけは、一冊の本。20歳の頃、種類が豊富なタロットカードのデザインが気に入り、コレクションとして集めていました。そのうち「使えるようになってみたい」と思い、下記の「タロット・リーディング」を買ったことから本格的に占いの道へ。最初は周りの友人や知り合いを占う程度。そこからニコニコ生放送などの配信ツールを使って訪問者を占うなど、少しずつ経験を積んできました。
令和元年に占い師として開業し、現在はホームページやSNSで依頼を受け、市内のカフェなどで占っています。「仕事や家庭で悩んでいる人は多い。どんな結果が出ても、良い未来へつなげていけるようなアドバイスをしていきたい」という思いを胸に、人に寄り添う占いを心掛けています。
○碧朽葉さんのとっておき
約20年前に購入し、タロット占いを始めるきっかけとなった一冊です。中級者以上を対象としているため、これからタロットを始めようという方には少し難しい内容ですが、タロットを学び、さらなるレベルアップを求める方におすすめです。
○タロット・リーディング
藤森緑/著(魔女の家BOOKS)
基本の展開法(占う時のカードの配置)をさらに深く、より細かく鑑定できるようにした応用の展開法とその鑑定の例やカード全78枚の大まかな意味、いろんな種類のタロットの紹介、その他実践に対しての占い師としての心構えなどが記載されています。
コンビネーションリーディングといわれる、複数のカードで一つの意味を鑑定する占い方の手引きも載っており、高等な占いを目指す方の教科書になるような内容になっています。
※こちらの本は市立図書館で借りられます。
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