■Vol.21「認知症基本法」
令和5年6月に「認知症基本法」が制定されました。この法律は「認知症の人が自身の尊厳を持ち、希望を抱いて生活を送れるようにするための社会づくりをする、認知症の人も含めた国民全体で共生社会を作ることで、認知症の人も認知症でない人も、お互いに支えあいながら生きていく環境を作ろう」という内容です。
厚生労働省は令和7年には高齢者の4~5人に1人が認知症になるとの予測と共に、認知症の人が希望をもって暮らすには「周囲の理解や社会の関わりが重要」と伝えています。
皆様は「認知症」に対してどの様なイメージをお持ちでしょうか?多くは「発症したら人生終わり」「何も出来なくなる」「理解出来なくなる」「家族に迷惑をかける」などの暗い、辛いイメージが先行しがちでした。そうではなく「認知症になっても大丈夫」「発症しても出来ることはたくさんある」「認知症の人もそうでない人も今、住んでいる地域で共に生きていこう」と考え、寄り添い、支えあえる島にしていきましょう。
問合せ:長寿介護課長寿支援班
【電話】72-6194
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