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自治体の皆さまへ

家庭内の困りごと、まとめて相談に乗ります!こんかな窓口コラム

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長崎県五島市

■子の予期せぬ死、残された親は…
当コラムでは、今後数回にわたって市の窓口で受けた相談事例を紹介し、家族の病気、介護、お金のことなど抱えている課題に適した支援機関や制度を案内していきます。
なお、紹介する相談事例は個人を特定できないよう、個人情報や相談内容の一部を変更しております。

▽ーAさんのケース(8050問題)ー
80代の親Aさんと50代の子Bさんがいる家庭で、Bさんはひきこもり状態になっています。AさんはBさんのことを誰にも相談せず世話をしていましたが、家庭訪問をした民生委員が状況を把握し、市役所内にある地域包括支援センターに相談しました。
地域包括支援センターから情報提供を受けた社会福祉課の相談員が、Aさんの自宅をくり返し訪問することで、少しずつ支援を受け入れてくれるようになりました。
そのさなかBさんが亡くなり、Aさんは食事がのどを通らなくなり、認知症の症状も見られるようになってきました。そのため、社会福祉課の相談員から地域包括支援センターへ情報提供し、Aさんが要介護認定を受け、訪問介護(ホームヘルプサービス)を利用できるように支援しました。
※8050(はちまるごうまる)問題…「80」代の親が「50」代の子どもの生活を支えるという問題
※地域包括支援センター…介護・医療・保健・福祉などの側面から高齢者を支える「総合相談窓口」

問合せ:福祉の相談窓口(社会福祉課内)
直通【電話】76-3222

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