■結集‼みんなの力で五島を豊かに(感謝を込めて)その2
先月号では「市民の力」の結集について記述しました。今月号では、残りの結集を紹介します。
☆国・県の力を結集する
総務省や国土交通省など中央官庁には、長崎県庁への出向経験者が数多くいます。県庁時代に知り合ったこうした方々からは、市の事業へのアドバイス、財源確保、関係者の紹介など大変お世話になりました。かつての上司でもあった中村法道前知事には常に温かく見守っていただき、五島振興局をはじめ県の皆さまには、いろいろな局面でご協力いただきました。
☆政治力を結集する
本県選出の国会議員・県議会議員の皆さまには大変お世話になりました。
特に谷川弥一前衆議院議員には、何かにつけて相談に乗っていただきました。海岸漂着ごみ、食肉センター、日本遺産、五島日本語学校などなど、挙げればきりがありません。その中でも最大の功績は有人国境離島法の制定で、自民党離島振興特別委員長として法案作成から予算確保まで本当にご苦労いただきました。この法律がなかったら、今の五島市の姿はありませんでした。
金子原二郎前参議院議員は、予算委員長、農林水産大臣の要職を務められ、五島市の振興に関してもいろいろとご支援をいただきました。長崎県知事として市町村合併を推進したこともあって、私達の要望を受け、関係国会議員の先頭に立って地方交付税の合併算定替えの見直しを主導・実現していただきました。
公明党の山口那津男代表をはじめ離島振興対策本部の皆さまには、離島振興法の改正延長、カネミ油症対策などで大変お世話になりました。
最後に、市民の皆さまにお願いがあります。
市長は交代しますが、これからの五島市は、ここに住む皆さまお一人おひとりの考え、行動の積み重ねにかかっています。皆さまには、どうしたら五島市が良くなるか前向きに考え、行動していただき、子ども達のためによりよい未来を築いていただきたいと思っています。
五島市には、まだまだ様々な可能性が眠っています。その可能性を見つけ、磨き上げていくのは、次の若い世代に託したいと思います。
これが最後のコラムとなります。3期12年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>