ふるさと五島を誇りに思う子どもたちに 五島市教育長 村上富憲

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あけましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、令和7年の輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、本年秋に長崎県全域で開催されます国民文化祭(「ながさきピース文化祭2025」)におきまして、五島市では、分野別交流事業としまして「連句」の全国大会を開催する準備を進めております。国民文化祭は日本最大の文化の祭典であり、長崎県では初開催となります。
社会教育では、洋上風車夢基金を活用し、英語教育の実践とグローバル社会に向けた人材育成を目的に昨年8月にシンガポールを研修地として中学生国外体験学習事業を実施しました。
学校教育では、令和6年度から部活動拠点校方式を導入し、生徒の興味や資質を生かすことができる競技等へ取り組むことを支援しております。今後、段階的に地域移行し、生徒が求める多様なニーズに応えてまいります。
また、児童生徒一人ひとりにあったきめ細かな対応をさらに推し進め、学校・家庭・地域・行政が一体となって、子どもたちに温かい手をさしのべ、不登校などさまざまな教育課題に対応してまいります。
令和6年度に統合した4校の子どもたちは、小体連、中総体、運動会などで新たな仲間と共同しながら学びを進めています。多様な意見や考えに触れ、切磋琢磨しながら新たな可能性の開花を期待しています。
ふるさと五島に愛着をもち、五島の将来を担う人材を育成します。そのため、ふるさと学習をさらに推進し、五島で生まれ、育ったことを誇りに思う人材育成につとめてまいります。