■高齢者を中心に訪問購入のトラブルが発生しています。注意してください!
▽事例
自宅に女性から「いらない農機具や革製品はありませんか」と電話があり、「農機具を引き取ってほしい」と答えたところ、男性の訪問があった。
男性は、倉庫にある農機具を見て、「他にないか」と言い、倉庫の奥にあったギターを物色し、ギターの写真を撮ろうとした。一緒にいた孫夫婦が、「写真を撮ってどうするんですか」と聞くと、写真を撮らずにそのまま帰った。再度訪問されると困る。
▽センター対応
センターから業者に連絡し、訪問しないよう伝えた。
▽消費者へのアドバイス
・訪問購入の手口として、「不用品買取」をうたいながら、「他の高価なもの」を買い取ることを目的としていますので、ご注意ください。
・買取りを依頼したもの以外の勧誘は禁止されています。勧誘されても断ってください。
・売却した場合は、契約書面の交付を受けましょう。書面を受けた日を1日目として、8日間はクーリング・オフができるほか、物品の引き渡しを断ることができます。
・消費生活センターでは、電話機に取り付ける自動通話録音装置の無償貸出をしています。
▽自動録音装置をお貸しします
自動通話録音装置を設置すると、かかってきた電話に「この通話は録音されます」と警告する音声が流れた後、通話の録音を開始します。
対象:次の要件のいずれかに該当する世帯が対象です。
・高齢者のみ
・日中、家に高齢者のみとなることが多い
・その他、必要が認められる
申込方法:申請書に必要事項を記入し提出(申請内容に基づき、貸出を決定)
期間:2年間(更新もできます)
・警告メッセージ機能付きの固定電話機もありますので、自宅の固定電話機を確認して申請願います。
相談・問合せ:
消費生活センター(市役所内)…福江町1番1号【電話】72-6144
消費者ホットライン【電話】188(いやや)
<この記事についてアンケートにご協力ください。>