■Vol.35 五島市(脱炭素先行地域)の主な取組(1)
▽新たな再エネメニューの構築
太陽光や風力発電などの再生可能エネルギーは、発電量が天気や時間によって変わります。特にたくさん発電しているとき、電気を送る道(送電網)がいっぱいになり、発電を制限される状況になっています。
これを防ぐために、地域の電力会社(地域新電力)が電気料金をリアルタイムで変える仕組みを使って、新しい電気料金のメニューの構築を行います。メニューとしては、発電量が多い時間帯に電気料金を安くすることで「電気が安い時間帯に多く使ってもらおう」としています。
地域の人々や企業などの多くの人が、発電量が多い時間帯に電気を使うタイミングをシフトすることで、再生可能エネルギーの無駄をなくしていき、より脱炭素を推進していきます。
次回3月号は「五島市(脱炭素先行地域)の主な取組(2)」
<この記事についてアンケートにご協力ください。>