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第II期南島原市総合計画 後期基本計画を策定

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長崎県南島原市

市民誰もがしあわせに暮らすことができるまち、“これからも住み続けたい住んでみたいまちみなみしまばら”の実現のため、「第2.期南島原市総合計画後期基本計画」を策定しました。
わたしたち一人ひとりができることを考え、力を合わせることが、みんなのしあわせにつながるという考えに基づいて、これから取り組むべき施策を記載しています。ぜひご覧ください。

■総合計画ってどんな計画?
みなさんは、「総合計画」という言葉を聞いたことがありますか?
総合計画は、将来の南島原市をどのような「まち」にしていくのか、そのために今後みなさんとどのようなまちづくりに取り組んでいくのかを総合的・体系的にまとめたものです。また、市のすべての計画の基本となる最上位の計画で、まちづくりを進めていくための方向を指し示す“コンパス”となるものです。

■計画の期間と構成
平成30年度に策定した第2.期南島原市総合計画の基本構想では、平成30年度から10年間のまちづくりの方向性を示しています。
今回策定した令和5年度から5年間の新たな指針となる後期基本計画では、これまでの取組の成果や社会の潮流、本市を取り巻く状況や課題を踏まえ、本市の政策の基本的な方向性をはじめ、将来目標人口や、この5年間で取り組む重点施策、数値目標、関連する個別計画、市民や地域に期待する役割などを記載しています。

▽計画期間

▽計画の位置付け

■後期基本計画の重点プロジェクト
「重点プロジェクト」は、基本構想に掲げるまちの将来像「これからも住み続けたい住んでみたいまちみなみしまばら」の実現に向け、基本計画の8つの基本柱とそれに紐づく政策を横断的、一体的、かつ集中的に推進する取組です。
人口減少対策と持続可能な地域社会の構築に向けたこの5年間で重点的に取り組むべき施策として、市民アンケート結果などを踏まえ、次の3つのプロジェクトを市民、事業者、市などの多様な主体が協働して取り組むこととします。

▽1「元気な産業と定住促進のまちづくり」プロジェクト
・島原手延そうめんや農産物などの地場産品のブランド力強化・販売促進と地産地消に取り組みます。
・地場産業の事業承継・後継者対策や起業・創業支援などの人への投資と、生産性向上に向けた新技術導入や施設整備に対する支援に取り組みます。
・堂崎港埋立地や市の遊休財産などへの企業誘致の推進などによる雇用機会の創出に取り組みます。
・本市の自然環境や世界遺産、自転車歩行者専用道路などの活用による観光振興に取り組みます。
・空き家対策を絡めた定住移住対策と、その情報発信の強化に取り組みます。

▽2「住み続けたくなる環境づくり」プロジェクト
・有機農業やごみ減量化、太陽光発電、省エネ機材導入などの推進による環境負荷低減と循環型社会の構築に取り組みます。
・子育て世帯の経済的負担の軽減をはじめ、妊娠から出産、乳幼児期までの切れ目のない保健事業や相談・支援体制の向上など、安心して子育てできる環境を整えます。
・児童生徒の学力向上や地域との協働による郷土愛醸成などの人に対する支援に取り組みます。
・防災無線の更新や急傾斜地対策、河川浚渫、自主防災組織活動支援などによる防災体制・防災基盤の強化に取り組みます。
・健康づくりのための運動意識の向上や運動機会の創出に向けた環境・体制整備に取り組みます。

▽3「便利な地域のための礎づくり」プロジェクト
・乗り合いタクシー対象地域の拡大と充実に取り組みます。
・不利な地理的条件を緩和するための高規格道路整備の要望強化と、市内地域間連絡道路網の整備に取り組みます。
・市の遊休資産の活用推進と不要資産の除却・売却を進めます。
・行政事務・窓口のデジタル・トランスフォーメーションを進めます。
・AI・ロボット・ドローンなどの新技術の活用やキャッシュレス推進などによる地場産業と地域社会のデジタル・トランスフォーメーションを進めます。

■詳しくは…
計画は市のホームページに掲載しているほか、冊子は各図書館(室)に配置しています。

一人ひとりの“しあわせ”のために、みんなで一緒にまちづくりを進めましょう。

問合せ:財政課(西有家庁舎)
【電話】73-6625

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