南島原市国際交流員エマのParola(パローラ)

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※Parolaは「言葉または保証」という意味

■珍獣ガイドブック　vol.3　想像物偏(研究が続く、、、)
毎年、年度末に1年間の市内の動物と植物についての研究をこのコラムに発表させてもらっています。
もしかして皆さんには、勝手にダジャレを読ませる機会だけに見えるかもしれませんが、これは大事な発表なので、最後まで読んでいただければと思います。

▽Scoperta.01「あじじさい」
あじじさいと蜜蜂達
作者
X：@Ottermanu

市役所付近にある交差点横にアジサイの芝があります。交差点の片隅にあるので、小さく見えますが、根っこを見たら、かなり太くて、おそらく何年も前に植えられた植物です。梅雨の初めごろからグーンと伸びていますが、枝が少し弱くて、ハチが花に入ろうとしたら、花が土まで垂れます。少し寂しく見えるかもしれませんが、アジサイとハチはまるでお爺さんと周りを走り回っている孫のように見えて、その植物を「あじじさい」と勝手に命名しました。

▽Scoperta.02「珊考(さんこう)」
脳みそに見える珊瑚、珊考

去年、五島に行ったら、脳みそに見えるこの珊瑚をたまたま見つけました。ただの石に見えても、実は凄い生き物だということで「珊瑚は正に考えている石!」と勝手に想像していました。久々に珊瑚を見つけて、この思いが浮かんできました。皆さんもぜひ、この思いを参考にし、珊瑚とこの珊考(さんこう)について考えてください。

▽Scoperta.03「バッタサンド」
南風バッタサンド
作者
X：@Ottermanu

おそらく、皆さんは「おんぶバッタ」という小さいバッタを背負うバッタの写真を見た事があると思います。私も最近ふとそのシーンに出会って、バッタはあまり好きではなくても、かわいいと思いました。そこで、私の想像が膨らんでいきました。例えば、背負っているバッタの数を増やしたら、さらに可愛く見えてくるのか?そして、背負われているバッタがもう一羽のバッタを背負ったら、それは「バッタサンド」になるのか?そして、もう一羽を背負ったら、何になるか?「バッタイッチ」??「トップバッタ」??昆虫の研究への熱心が強すぎ、待ち焦がれて友達にイラストを描いてもらいました。

これで3年連続いろいろな動植物を発見し続けましたが、もうそろそろキリがついたと思っていても、どんどん新しい物を発見してしまいます。皆さんもぜひ、同じ好奇心で周りを見て、自分なりのワクワクを探してください。そして、有家町を走っている髪の毛がボサボサの動物を見かけたら、「エマ!」と声をかけて、自分のワクワクについて教えてください!