戦後約80年が経過し、戦争を経験した人が年々少なくなっています。
戦争は生命だけでなく、人々の心にも大きな傷を残します。世界では、今もイスラエル国内での軍事作戦、ロシアによるウクライナ侵攻が続くなど、各地で紛争が起きています。
このような世界情勢の中、戦争の悲惨さや平和の尊さを改めて考え、私たち次の世代が引き継いでいくことは大切です。
みんなが笑い明るい未来を築くために、今一度“戦争”と“平和”について考えてみませんか。
■戦争・被爆に関する体験記を募集
戦争、被爆の経験を風化させないため、その貴重な体験を次世代に引き継ぎ、平和の大切さを広く伝えるため、戦争・被爆体験記を募集します。詳細は市ホームページをご覧ください。
対象:市民または戦争時に市内在住・在勤・在学だった人
応募内容:被爆体験、戦争体験など
※戦争体験とは直接関係のない主義、主張は応募対象外です。
申込み:応募用紙に必要事項を記載の上、体験記を添付して総務秘書課・各支所へ持参または、郵送、Eメール、FAXで提出してください。
※体験記の記述様式は任意様式で構いません。
■黙とうをささげましょう
原爆犠牲者や戦没者に哀悼の意を表し、平和への誓いを新たにするため、次の時間にサイレンを吹鳴しますので、“黙とう”をお願いします。
・8月6日(火)午前8時15分…広島原爆の日
・8月9日(金)午前11時2分…長崎原爆の日(県民祈りの日)
・8月15日(木)正午…全国戦没者追悼式
■バリ島独立の恩人~荒木武友さん~
加津佐町出身で太平洋戦争終戦後に残留兵としてバリ島に残り、独立を目指す義勇軍の兵士として戦い、26歳で戦死した故荒木武友さん。
荒木さんは、なぜ日本以外の国のために自らの命を懸けて戦ったのか、真意を知ることは難しいですが、バリ島の人々の自由を守りたい、人々の役に立ちたいとの思いはあったのではないでしょうか。
それを証明するかのように「独立が成功したら、荒木さん達の記念碑を建てましょう」と約束した地元住民らが寄付金を集め、6年がかりで村の学校敷地内に記念塔を建てられました。現在も半年に1回、慰霊祭が開催され、花や供物が供えられるなど手厚く弔われています。
荒木さんのように人を思い、人のために行動する。このような行動が“平和”につながるのではないでしょうか。
問合せ:総務秘書課(西有家庁舎)
【電話】73-6621【FAX】82-3086 〒859-2211 西有家町里坊96番地2【メール】hisyokouhou@city.minamishimabara.lg.jp
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