猫による糞尿やごみ荒らし、鳴き声など、地域の生活環境のトラブルが増えています。
トラブルの多くは、ノラ猫への無責任なエサやり・飼い猫の不適切な飼育が原因とみられ、猫が過剰繁殖して引き起こされています。
「かわいいから」、「かわいそうだから」と身勝手な理由でエサやりだけをすると、近隣住民の迷惑になるばかりでなく、不幸な命を増やすことにもつながります。
■エサは飼い猫にだけ与えましょう。
ノラ猫に一度でもエサを与えると、地域に住みついて繁殖してしまう可能性があります。
■飼い猫は室内で飼育しましょう。
放し飼いは近隣住民に迷惑をかけることがあるほか、病気や交通事故のリスクもあります。
外に出てしまった場合でも飼い猫とわかるように、首輪や迷子札などを装着しましょう。
■飼い猫には不妊・去勢手術を受けさせましょう。
猫は生後6カ月頃から繁殖能力をもち、年に2~3回、1回あたり4~8頭の子を産むことができます。
また、交尾したらほぼ確実に妊娠するため、あっという間に繁殖してしまいます。
■「地域猫活動」にご協力ください。
地域猫活動とは、ノラ猫に不妊・去勢手術を施し、地域住民などの団体で適正管理することにより、ノラ猫の数とトラブルを減らしていく取り組みです。
地域猫活動への支援に関する相談については、県南保健所(【電話】0957-32-3288)で受け付けています。
※捨てネコは犯罪ですので、絶対にしないでください。
問合せ:環境課(衛生センター庁舎)
【電話】73-6644
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