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壱岐学検定

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長崎県壱岐市

広報いき読者の皆様の壱岐への愛着心を醸成することを目的に、平成22年度から27年度に実施された「壱岐学検定」の問題を出題します。

Q:江戸時代、12回に及び江戸幕府の将軍が代わるごとに朝鮮から日本に送られるようになった外交使節団の事を何というでしょう。
(1)岩倉使節団
(2)元寇
(3)遣隋使
(4)朝鮮通信使

A:(4)朝鮮通信使
朝鮮通信使は、李氏朝鮮の国王が、日本の国王に国書を手交するために派遣した使節で、1404年に足利義満が日本国王として朝鮮と外交関係を開いた時から始まっており、江戸時代には、徳川将軍の代替りごとに派遣され、12回に及んだ。鎖国下の日本の社会や文化に及ぼした影響は、極めて大なるものがあった。壱岐との関係では、1607年から、最後の1811年を除く11回は往路必ず勝本に立ち寄り、風待ちなどをした後、次の寄港地福岡の藍ノ島に向かった。復路は8回寄港しているが、あとの3回はよほど風向きが良かったとみえ、壱岐は素通りして、対馬府中に向かっている。一行の滞在が長引くと、平戸藩(現実には壱岐の人々)による接待も大変であり、ゆえに、ひそかに沼津有安触にある爾自神社(にじじんじゃ)で順風祈願(じゅんぷうきがん)をすることもあったとのことである。

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