中国では、二十四の節気があります。「立冬」は、そのうちの十九番目で、旧暦によると、今年は11月7日にあたります。それは、冬が始まる頃であり、1年がもうすぐ終わる頃です。秋の作物の収穫や天日干しも終わり、万物が静まり返っていき、動物は来年の春に向けて、姿を隠し冬眠するため、物寂しく冬が長いと感じます。
「立冬」の到来と共に、気温が急激に下がるため、体を温めようと、昔から「旬の食材を食べて、栄養を補給すること」が重視されています。多くの人がアツアツの火鍋「羊肉爐(イァンロォゥルゥー)」や、アヒルの肉と生姜を使った煮込み料理「姜母鴨(ヂィァンムゥーィア)」、ホカホカの水餃子、羊肉のしゃぶしゃぶなどを1年頑張った自分へのご褒美として食べ、良いコンディションで厳しい冬を迎えます。
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