国土交通大臣杯第15回全国離島交流中学生野球大会(通称:離島甲子園)が、8月19日から22日までにかけて壱岐市で開催され、全国各地25市町から23チームが出場しました。3日間の熱戦の末、石垣島ぱいーぐるズ(沖縄)が、宮古島アララガマボーイズ(沖縄)との決勝戦を制し、5年ぶり2度目の優勝を飾りました。
決勝戦では、敗退した21チームが一塁側・三塁側の応援席に集まり、特色の異なる各地域の応援方法を教え合いながらの大声援となり、今大会の中で生まれた新たな友情を感じさせる感動的な光景でした。
決勝戦終了後は、まさかりドリームス(プロ野球選手OB)による野球教室や大会を締めくくるさよならパーティーが行われ、じゃんけん大会や「栄光の架け橋」の大合唱など、達成感に満ち溢れた選手たちが交流を深めました。
■健闘した壱岐の2チーム!
壱岐市からは、「壱岐市選抜」「ALL IKI」の2チームが出場しました。開会式では、壱岐市選抜の山本 泰参(やまもと たいざん)主将が歓迎の言葉を述べ、ALL IKIの梶田 倖太郎(かじた こうたろう)主将が選手宣誓を行いました。
大会本戦では、ALL IKIは2回戦で竹富町選抜(沖縄)と対戦し、7対2で惜しくも敗退しましたが、第6回大会(壱岐市開催)にて優勝を飾った旧ユニフォームを身に纏ったALL IKIのプレーは、とても印象的でした。
壱岐市選抜は、準決勝で石垣島ぱいーぐるズと対戦し、昨年の第14回大会決勝戦の再戦となりました。結果は、9対3で敗れたものの、見事3位入賞を果たしました。
両チームともに、地元チームとしての堂々たるプレーと振る舞いは、今大会を大いに盛り上げてくれました。次回の第16回離島甲子園(沖縄県宮古島市開催)では、優勝旗奪還を目標に戦い抜いてくれることと思います。
今大会の開催運営へのご理解とご協力、そして選手たちへ熱い声援を送っていただいた皆様に心より御礼申し上げます。
問合せ:第15回全国離島交流中学生野球大会実行委員会事務局(政策企画課内)
【電話】45-1134
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