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〔特集〕令和6年 壱岐市 成人式(2)

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長崎県壱岐市

■新成人と白川市長の対談(要旨)
・白川市長
・野田 夏乃子(のだ かのこ)さん
・坂本 大地(さかもと だいち)さん
・辻村 聖士(つじむら さとし)さん

◇今日の成人式を迎えての感想をお願いします。
野田:私は誕生日を迎えて二十歳にはなっていたのですが、今回、厳かな式を開いていただいて、自分も成人の仲間に入ったと自覚を改めてさせてもらいました。久しぶりに友人たちと会うことができて、凄く嬉しかったですし、みんな変わっているかなとちょっと怖い面もあったのですが、あの頃のままですごくいい日になりました。

坂本:僕は誕生日がまだ来ていないので、二十歳にはなっていないのですが、式を終えてやっと成人を迎えたという実感ができました。久しぶりに同級生と集まって、合うのは卒業以来なので、懐かしい気持ちになりました。

辻村:今日この日を迎えられたのも、地域の方々や家族両親の支えのおかげだったと思うので、その恩返しができるようにこれから学校生活で頑張っていきたいと思いました。

市長:ご存知のように、法律的には十八歳で成人になります。実は壱岐市は、成人式を十八歳でするか、二十歳でするか議論を重ねたのですが、十八歳は、ちょうど受験の時期もあることもあり、二十歳でやるべきだという結論を出しました。そのことについて、どのように考えますか。

野田:二十歳で成人式を開いていただいて、私はすごくありがたいなと思っています。私たちの時に十八歳で成人になるようにちょうどなったのですが、やっぱり高校卒業して、全部本当に大人の仲間入りをしてから同級生と会いたいっていうのがあったので、もちろん高校生の時は、受験の時期にも重なりますし、その辺をご考慮いただき、二十歳で成人式を開催していただいてすごく感謝しています。

坂本:僕も十八歳よりも二十歳の時に成人式をやっていただいたというのはすごくありがたいです。僕は、大学を一般で受験したので、その時期に成人式があったと考えると、相当自分にも負担がかかったかなと思うし、そこまで考慮していただき、とても感謝しています。二十歳になってから、お酒やたばこも解禁されるので、それが全部OKになってから成人という意味でも、二十歳の成人式の方が僕はありがたいかなと思っています。

辻村:僕も二十歳で成人式を開いてくれてとてもありがたく思っています。高校卒業してから会える人が少ないので、こういう成人式があることによって、久しぶりにいろんな人と会えるので、それがとても嬉しかったです。

市長:ありがとうございます。そういった評価をしていただけてよかったです。お話しいただいたように大人という自覚をこの成人式で持っていただけたら、主催者としても大変嬉しく思います。

◇壱岐の好きなところなど、壱岐への思いを聞かせてください。
野田:景色も綺麗だし、食べ物も美味しいし、場所としての魅力もすごくあると思うので、島を出て、他の人に自分の地元は壱岐だということを、胸を張って言えますし、遊びに来てよっていうのもしょっちゅう言っています。そんな中でも、私が一番壱岐のいいなと思うところは、人の温かさです。登下校をする時に、いつも顔を合わせる近所の方々は、「今日元気?」とか早めに私が帰っていると「体調悪いの?」とか心配していただいて、そういう人との結びつきが、壱岐のいいところだなと島を出て、改めて感じました。

坂本:僕は関東の方で生活しているので、自分の出身を聞かれたときに壱岐って言ってもなかなか伝わらないことが結構あるのですが、その時に壱岐を説明したら、みんな来たがっています。一番、僕が推したいのは海の綺麗さです。関東も有名ところがあるのですが、それよりもやっぱり壱岐の海が綺麗と言ってもらえます。あと、関東に住んで食べ物の美味しさが全然違うなって分かりました。来てもらって初めてわかる良さもあると思うので、僕も早く大学の友達とか連れて来たいなと思います。もうひとつ壱岐の良いところが、人との繋がりが大きいところで、コミュニティは結構狭いのですが、狭いがゆえに皆親しくて、何かあったときには助けてくれる環境がとてもいいなって思っています。

辻村:僕は小さい頃から友達とよく海で遊んでいたので、壱岐の好きなところは海が綺麗なところです。壱岐を出てからは、なかなか海水浴とか行かないし、やっぱり壱岐でどうしても泳ぎたいなって思うので、壱岐に帰って来た時は、友達と集まって泳ぎます。

市長:今おっしゃっていただいたように、壱岐の自然は素晴らしいです。それをずっと持続的に将来に繋げていかなければなりません。ご存知のように地球温暖化という大きな問題にあり、漁業でも、昔の魚が釣れなくなったというような状況にあります。そのため、SDGsというのを壱岐は最初に認証していただきました。そのような色々なことにチャレンジしています。気候非常事態宣言も日本で初めて、1740市町村あるのですが、一番目にしたのです。そういったことに取り組み、自然を守るためには、持続可能な社会を作っていかなければなりません。ですから、今の自然や歴史などに加えて、SDGsのことを付け加えて話してほしいと思っています。

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