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〔特集1〕壱岐市における「地域計画の作成」について

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長崎県壱岐市

■「地域計画」とは
「地域計画」とは、人と農地の問題を解決するための未来の設計図です。
5年先、10年先の地域の農地を誰がどうやって守っていくのか、話し合っていきましょう!

■「人・農地プラン」から「地域計画」へ
「人・農地プラン」は、令和4年5月、農業経営基盤強化促進法の改正とともに「地域計画」に名称が変わりました。壱岐市ではこれまで、地域での話し合いにより「人・農地プラン」を作成、実行してきましたが、今後は、高齢化や人口減少に伴う農業者の減少・耕作放棄地の拡大等が懸念されます。
「自分は、あと何年農業を続けていけるだろうか」
「この先、農業をやめてしまう仲間が増えそうで不安だ」
「いざという時、誰か農地を引き受けてくれる人はいるだろうか」
こんな不安を感じることはありませんか?
これまで、地域の皆さんのご努力で守り続けてきた農地を、次世代に確実に引き継いでいくため、将来の地域の農地を誰が利用し、どのようにまとめていくか、地域農業をどのように維持・発展していくかを地域農業の関係者が一体となり話し合い、新たに「地域計画」に反映することが重要です。
この地域計画には、人・農地プランにおける「地域農業の将来の在り方」に加え、地域ごとの農地利用の「目標地図」を作成します。若年者や女性を含む幅広い方々の意見を取り入れながら、地域の関係者が一体となって話し合っていただくことが重要ですので、皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いします。

■地域計画のメリット
・集約されることで農地の魅力が上がる!
・10年後「誰が耕作するのか」の見通しがつく!
・地域農業の進むべき方向性が見つかる!
・国や県の支援制度が受けやすくなる!

■今後地域の皆様にご協力をお願いすること
地域計画の作成では地域が考える地域農業のあり方を、市がとりまとめ公表します。そのため、各関係機関(市、県、農協、公社等)と認定農業者をはじめ、集落の関係者(多面的活動組織、中山間活動組織、集落営農法人、実行組合、土地改良区)など、幅広い方々に関与いただき、地域での合意形成を図っていくことが重要です。
今後、地域の皆様には、意向調査への回答や協議の場への出席などのご協力をよろしくお願いします。

■「地域計画」の作成期間
令和5年4月から令和7年3月末まで(2年間)を集中的に地域計画策定に取り組む期間とします。また、地域計画作成後も協議の場を開催し計画の見直しを行います。

問合せ:農林課 農業振興班
【電話】44-6112

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