令和6年4月14日執行の市長選挙におきまして、市民皆様の温かいご支援を賜り、壱岐市として6期目、私としては初めて市政を担わせていただくことになりました。
「また壱岐市のために仕事ができる」という気持ちとともに、選挙を通して多くのご期待をいただき、身が引き締まる思いです。
◇市民が主役の市政へ
昨年10月に市役所を退職し、半年間にわたり政治活動を行ってきました。政治活動を通じてやってきたことは、市民皆様の声を聞くことでした。
お一人おひとりの思いや希望を聞き、市民の皆様と共に実現していく、市民主役・市民主体の政治が、これからより重要になります。様々な人と対話を重ねることで、これまであきらめていたことも実現の道筋を見出していく、それこそが〝壱岐新時代〟のリーダーに必要なことだと確信しています。
私は今回、皆様の声をまとめる形で、100の政策を作り上げました。この100の政策を通して、これまで実現しなかったことを実現させていき、今までとは違う新しい壱岐市を創っていきます。
◇壱岐新時代の実現
政治活動中、皆様からよく聞いたのは、「今、壱岐市を変えなければいけない、今が変えるチャンスなんだ」という言葉です。私はその受け皿になるべく、その舵取り役になるべく、手を上げました。
壱岐市となって20年が経過しましたが、これまで長田市長、白川市長が壱岐市の基盤を築いてこられました。私はこの基盤を生かすことで、壱岐市を新しい段階・舞台に進めることができると考えています。
デジタル化や外国人観光客、また福岡市をはじめとした他地域との連携など、外から新しいことを取り入れることは、これからさらに重要になっていきます。しかし一方で、市民の皆様も試行錯誤しながら、変わろうと挑戦しなければ、壱岐市が変わることはできません。
そして、その挑戦できる環境を用意することもまた、壱岐新時代のリーダーの役割だと肝に銘じています。
◇一緒に前へ
人口減少、物価高騰等、厳しい状況が続いていますが、それでも壱岐市を前へ進め、壱岐新時代を実現するために、私、篠原一生は全身全霊で市政に取り組んでまいります。
しかし、壱岐市を大きく変え、前進させることは、私だけの思いでは実現できません。皆様の願い・希望・夢を形にするには、壱岐市を思う皆様のお力が必要です。壱岐市のため、そして壱岐市民のため、市民の皆様と作り上げた政策をともに実現させていきましょう。そして、一緒に壱岐新時代を創っていきましょう。
市民皆様と心を一つにした市政運営に全力で取り組んでまいりますので、なお一層のご理解とご協力、そして市政へのご参画をお願い申し上げ、就任のごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。
壱岐市長 篠原一生
◇篠原 一生(しのはら いっせい)市長 プロフィール
生年月日:昭和52年7月5日
趣味:料理、古着集め
座右の銘:真善美
好きな食べ物:カツ丼
略歴:
・平成12年4月1日 郷ノ浦町役場入庁
・令和4年4月1日 壱岐市東京事務所長
■副市長就任について
5月2日に開催された壱岐市議会での同意を得て、副市長に中上 良二 氏が選任されました。
任期は、令和6年5月3日から令和10年5月2日までとなります。
◇中上 良二(なかがみ りょうじ)副市長 プロフィール
生年月日:昭和42年9月12日
略歴:
・昭和61年4月11日 勝本町役場入庁
・平成28年4月1日 壱岐市総務部財政課長
・平成29年4月1日 壱岐市総務部総務課長兼選挙管理委員会書記長
・令和3年4月1日 壱岐市企画振興部長
・令和5年4月1日 壱岐市総務部長
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