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ながさきピース文化祭2025 壱岐の島History

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長崎県壱岐市

■原(はる)の辻遺跡(つじいせき)
芦辺町と石田町にまたがって存在する遺跡で、総面積は100haほどあります。国の特別史跡に指定されており、出土品のうち1670点ほどが、国の重要文化財に指定されています。
紀元前2~3世紀から紀元後3~4世紀(弥生時代~古墳時代初め)にかけて形成された大規模な多重環濠集落で、魏志倭人伝に記された「一支国」の中心集落地(王都)と特定された遺跡です。
国の重要文化財に指定された主な出土品として、柔らかい凝灰岩(ぎょうかいがん)を人の顔の形に加工し、口を貫通させて、目を大きく掘り込んだ穴で表現している「人面石」や、遠く南方から流れ着いたヤシの実に穴をあけて、笛として使用した「ヤシ笛」などがあります。それ以外にも、弥生土器や石器類、青銅や鉄で作った金属器類、木器や骨角器、炭化した米や麦など様々なものが出土しています。

問合せ:ながさきピース文化祭2025 壱岐市実行委員会事務局(壱岐市教育委員会 社会教育課内)
【電話】45-1113

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