当日参加者
(単位:人)
■市長からのお祝いメッセージ(抜粋)
人生の節目である20歳の門出を迎えた皆様に、私からお伝えしたいことが一つだけあります。
それは、「明確な目標を持つ」重要性についてです。
目標とする未来像を描き、そこから逆算して、その目標を実現するために、今何をすべきかを考えるバックキャスティングという手法がありますが、若い皆さんの人生設計にも参考になると思います。
これから洋々たる大海原に、大きな夢と希望を乗せて船出をされる皆さん、若い皆さんの人生は、順風満帆ばかりでなく、失敗や挫折を経験することもあるかと思います。そのような時でも常に己の目標を見失わずに挑戦し続けることが、成功を引き寄せ、それが充実した人生につながると考えております。
自分の人生は自分で築き上げるものであることを忘れず、自分の目指す夢や希望に向かって、邁進されることを願っています。この島はいつでも、いつまでも皆さんの人生を応援しています。
■誓いの言葉(抜粋)
○山川 真宗(やまかわ まさむね)さん
ここ数年は新型コロナウィルスの猛威も収束し、様々な行事やイベントが開催できています。しかし、これまでの行動が制限されていた私たちの時間は戻ってくるわけではありません。また、現在も世界各地では紛争が行われており、いくつもの命が犠牲になっています。今私たちがおかれているこの環境は、平凡で何気ない日々かもしれませんが、当たり前と思わずしっかり噛み締めて生活していかなければなりません。
私は現在、壱岐を離れ、東京消防庁で勤務しています。火災だけではなく、救急や救助活動なども増えてきました。それに伴い1日5~6件の出動も当たり前になってきました。未熟ながらも隊長の下命を確実にこなし、臨機応変に対応できるよう訓練に励んでいます。この先、様々な壁にぶつかると思います。しかし、私たちには多くの仲間がいます。多くの仲間と協力し、助け合いながらこれからも前に進んでいきます。まだまだ未熟である私たちには、人生の先輩方のお力添えが多く必要だと思っています。
これから生活していく中で感謝の気持ちを忘れず、二十歳として相応しい行動をし、強く、逞しく、立派に生きていくことをここに誓い、二十歳代表の誓いの言葉とさせていただきます。
○山口 紗奈(やまぐち さな)さん
民法改正により成人年齢が十八歳に引下げられましたが、二十歳が人生において大事な節目の歳であることは変わりません。生まれ育った壱岐でたくさんの時間をともにした仲間とこのように集えることを大変嬉しく思います。
私たちがこれから歩んでいく未来は決して楽な道ではありません。それでも時計の針が止まることはなく、時に私たちは急がされるように前に進むのです。これから私たちには高い壁が立ちはだかることもあるでしょう。強く立ち向かうことができたらと思うのですが、私はまだ立ち向かう準備ができていません。だから、羽休めしようと決めています。この先孤独だと感じることがあるかもしれません。ですが、遠く離れていても支え合える仲間や味方になってくれる家族がいること、いつまでも帰れるふるさとがあることを知っています。
私たちがこれから歩む人生は、他の誰でもない自分の人生です。「後悔しない人生を」、よく耳にする言葉ですが、後悔しない人はきっといないのでしょう。それならば私は後悔すらも思い出だと笑える人生にしていきたいと思います。幸せ溢れる人生を歩んでいくことを誓い、二十歳のつどいの代表挨拶とさせていただきます。
■二十歳のつどいを迎えて
(1)将来の夢や目標
(2)二十歳を迎えての気持ちや抱負
○長岡 悠太(ながおか ゆうた)さん
(1)壱岐に貢献できる大人になりたいです。
(2)挑戦し続ける姿勢を貫徹します。
○長岡 幸奈(ながおか ゆきな)さん
(1)救命救急で活躍できる看護師になりたいです。
(2)支えてくださる方々への感謝を忘れず夢に向かって頑張ります。
○山口 陽大(やまぐち ひなた)さん
(1)JA壱岐市の「めざそう!100億で離島農業日本一へ」を達成できるよう、日々頑張ります。
(2)20年間、育ててくれた両親に感謝です。友達にも恵まれて嬉しいです。これからも人とのつながりを大事に生きていきます。
○土肥(どひ) さくらさん
(1)将来は看護師資格を取り、これまでしてみたいと思い続けてきた夢に挑戦しつつ自らの仕事で誰かの笑顔を引き出せる、そんな大人になりたいです。
(2)これまでは周囲の支えと共に自分自身と向き合い、沢山悩んで成長できた19年間でした。これからは選択や決断に自分の意思と責任をもち、理想の将来像に近づくための挑戦をしたいです。
○長畑 飛呂(ながはた ひろ)さん
(1)幸せに生きます!!
(2)育ててくれた親に感謝し、親孝行します。
○村田 早岐(むらた さき)さん
(1)仕事とプライベートを両立させることです。
(2)20歳を迎えることができ、非常に嬉しく思います。ここまで様々な人に支えてもらった分、自分も誰かの支えになる大人になれるよう精一杯頑張ります。
○松嶋 立夢(まつしま りずむ)さん
(1)挑戦し続ける人になります。
(2)自分の行動に責任を持ち、人の役に立てるように頑張りたいです。
○米村 咲歩(よねむら さほ)さん
(1)長崎に貢献できる教員になります。
(2)成人としての自覚を持ちつつ、残りの大学生活を文武両道で頑張りたいです。
■生まれた年のできごと(平成16年4月2日から平成17年4月1日まで)
・アテネオリンピック・パラリンピック開幕(北島康介「チョー気持ちいい」流行語大賞)
・20年ぶりとなる新紙幣の発行(5000円…樋口一葉、1000円…野口英世)
・50年ぶりの新規参入球団として楽天が加盟
・任天堂 携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」発売
■小中学生からのお祝いのメッセージ(抜粋)
○志原小学校6年 松本 悠貴美(まつもと ゆきみ)さん
言葉には大きな力があります。きっと、みなさんにも力を与えてくれる言葉があると思います。これからもその言葉を大切にされて夢に向かって頑張ってください。これからも先輩方の後ろ姿を追いかけていきます。
○石田中学校3年 山野 裕也(やまの ゆうや)さん
皆様も中学・高校時代に、何かに一生懸命に打ち込んだ経験をお持ちのことと思います。そして、その経験が、今の皆様の力になっているのではないでしょうか。壱岐の後輩として、皆様を心から応援しています。
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