■着任からもうすぐ1年
海の資源回復担当 名子 朋宏(なご ともひろ)
令和6年4月から地域おこし協力隊の活動を開始してもうすぐ1年になります。普段は壱岐栽培センターでカサゴとホンダワラ類の種苗生産に携わり、多くのことを勉強させてもらっています。現在、カサゴは今年度予定していた出荷を終え、ホンダワラ類は春に採苗した分が大きく育ち、まもなく出荷予定です。これから壱岐の海の藻場を増やしてくれることを期待しています。
昨年の秋に壱岐の子ども達が水産教室で壱岐栽培センターに見学に来てくれました。以前から私は「子ども達が海を見た時に悲しい顔をさせたくない」という思いが活動の原動力でした。磯焼け等の問題を私達の世代で解決するのは難しいかもしれませんが、次世代を担う子ども達が壱岐の海に少しでも興味を持ってもらえるように、また問題を解決する手助けになるような活動にしていきたいと思います。
問合せ:水産課
【電話】44-6114
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