児童虐待のほとんどは、家庭という密室で起こり、「しつけ」と称し体罰が振るわれていることもあります。
子育ては周囲の人とともに行うものです。
保護者一人で抱えず、少しでも困ったときは、こどもセンターなどへ相談しましょう。
また、周りにいる子どもや保護者の様子が気になるときは、相談窓口へご連絡ください。
◆相談窓口
・児童相談所虐待対応ダイヤル(24時間対応)【電話】189
・こども家庭課【電話】54・9100
・大村市児童虐待専用通報ダイヤル(8時30分~22時※年末年始除く)【電話】54・5868
◆児童虐待とは
虐待は子どもの心身に大きなダメージを与え、体の成長や脳の発達に影響を及ぼしたり、トラウマを残したりします。
◇身体的虐待
殴る、蹴る、投げ落とす、叩く、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、など
◇心理的虐待
暴言を吐く、きょうだい間での差別、無視する、子どもの前で夫婦喧嘩をする、ほかの家族に暴力・暴言を振るう(面前DV)、など
◇ネグレクト
食事を与えない、置き去りにする、重い病気になっても病院に連れて行かない、自動車の中に放置する、ひどく不潔にする、など
◇性的虐待
性器などを触ろうとする、子どもに性的行為を求める、性的行為を見せる、性的な写真の被写体にする、など
◆こんなサインを見落としてませんか
◇子ども
・不自然なあざ、傷、やけどのあとがある
・洋服や体がいつも汚れている
・表情が乏しい、活気がない
・いつも子どもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
・家に帰りたがらない
・親を避ける
・夜遅くまで一人で遊んでいる など
◇保護者
・地域などとの交流が少なく孤立している
・子どものけがについて不自然な説明をしている
・子どもの養育に関して拒否的、無関心である
・小さい子どもを家においたまま外出している
・家の中が散らかっている など
問合せ:こども家庭課
【電話】54・9100
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