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自治体の皆さまへ

令和6年 新年のごあいさつ 謹賀新年

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長崎県大村市

◆「ONE OMURA」で「しあわせ」を実感できるまちづくりを!
大村市長 園田 裕史

あけましておめでとうございます。市民の皆さまにおかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は市政に対し格別のご支援とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
昨年10月に市民の負託を受け、第24代大村市長として、引き続き市政を担わせていただくことになりました。新年を迎え、改めて市政運営に全身全霊をかけて取り組む決意を新たにいたしているところです。
さて、昨年を振り返りますと、猛威を振るっていた新型コロナウイルス感染症も、感染症法上の位置づけが5類感染症に移行し、市民生活は少しずつ平穏を取り戻しつつありますが、まだ完全に収束したわけではありませんので、今後もご留意いただきたいと思います。
一方、収束の兆しが見えないウクライナ情勢ですが、それに伴う原油価格・物価高騰や急激な円安の進行などにより、市民をはじめ、中小企業や農林漁業者などの皆さまが深刻な影響を受けています。引き続き、市民生活や地域経済への影響を注視し、必要な対策を講じてまいります。
また、昨年2月、本市は〝2050年二酸化炭素排出量実質ゼロ〞に取り組む自治体「ゼロカーボンシティ」を宣言しました。市民、事業者、行政が一体となり、脱炭素社会の実現に向けてさまざまな取り組みを進めていきます。
本市は、50年以上人口増加を続ける県内唯一の自治体であり、空港・新幹線駅・高速ICの「高速交通三種の神器」を兼ね備え、国内でも有数の優位性を誇り、高齢化率は県内で最も低く、若くて元気で活気のある、便利で暮らしやすいまちだと言われています。
だからこそ、これからのまちづくりは、将来の大村市がどのように進んでいくのか、極めて重要な「はじめの一歩」になると考えています。
特に今年は、デジタルのチカラを活用した地域コミュニティの再構築、子育て支援のさらなる充実、地域通貨の循環によるボランティアや市民協働、地域経済の活性化とその循環など、市民一人ひとりが「しあわせ」を実感できる取り組みを推進します。
長崎県は100年に一度の大きな変革期にあると言われていますが、新たな歩みは、ここ大村から始まっていきます。市民も、企業も、団体も、行政も、我々が長崎県をけん引するトップランナーという気概をもって、赤ちゃんからお年寄りまで、みんなが大村市で生まれて、成長して、暮らして、住み続けて、最期を迎えたいと思えるよう、みんなが一つになって「ONE OMURA」で将来に向けたまちづくりを始めていきましょう。
本市がその目標をたっ(辰)成し、上昇気りゅう(竜)に乗ることができるように、市民の目線にたっ(辰)て、本年も市政全般に全力で取り組んでまいりますので、皆さまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
結びに、皆さまにとりまして本年も輝かしい一年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。

◆20年後を見すえた新大村のまちづくりがスタート
大村市議会議長 城 幸太郎

あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
旧年中は市政および議会活動に対しまして、温かいご理解とご協力を賜り心から感謝申し上げます。
さて、昨年5月8日から新型コロナウイルス感染症の位置づけが2類相当から5類感染症となり、消費の回復が鮮明になる一方、一部の業種では人手不足が深刻になり、回復に向かう需要に対応できない状況も指摘されております。
西九州新幹線が開通して一年が過ぎ、乗降客については順調な傾向を維持しており、新大村駅前の開発におきましても、マンション建設や店舗建設が始まり、いよいよ新しい大村のまちづくりが具体化してきました。しかし、新型コロナウイルスやインフルエンザの流行、豚熱の発生、止まらない物価高騰など、まだまだ市民生活を脅かす状況は続いております。
議会としても、多くの市民の皆さまの声を市政に反映させるべく、昨年11月に、5年ぶりとなる議会と市民のつどい「語ってみゅーか」を開催し、さまざまなご意見を拝聴しました。今後も市民への情報発信と意見の収集を積極的に行ってまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
また、昨年6月定例会において、大学等の誘致の現状と課題について調査を行う「大学等誘致調査特別委員会」、今後の本市の公共施設整備について調査を行う「公共施設整備調査特別委員会」、議会における最高規範となる議会基本条例を検証するとともに、より市民に開かれた議会のあり方について調査・検討を行う「議会活性化特別委員会」を設置しました。
この3つの特別委員会は、これからの本市のまちづくりおよび議員や議会のあり方の方向性を示す非常に重要な委員会となりますので、大いに議論を重ねたいと思います。
昨年4月の市議会議員選挙で改選されました私たち25人は心を新たに、今後も議会基本条例の理念のもと、本市の抱える多くの課題について議論を尽くし、さらなる情報発信や政策提言を通して、魅力あるまちづくりに取り組んでまいります。
どうか、本年が皆さまにとりまして、幸多き一年となりますよう、心からお祈り申し上げますとともに、市政への変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げまして、新年のごあいさつといたします。

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