この夏、姉妹都市のアメリカ・カリフォルニア州サンカルロス市へ中高生4人を派遣し、ホームステイを行いました。生活や文化の違いに触れながら過ごした4人の9日間の様子を一部紹介します。
◆サンカルロス(San Carlos)ってどんなところ?
サンフランシスコから南に約40km、シリコンバレーの北端に位置し、温暖な気候で閑静な住宅街が整備されたまちです。近隣にはスタンフォード大学やUCバークレー校があります。
◇基本情報
面積:15.3平方キロメートル
人口:28,270人(2024年)
姉妹都市提携:平成24年7月20日
◆田邉 優季さん/郡中学校3年
〔1日目〕アメリカに着いて食べたバーガーの大きさは日本とあまり変わらなかったですが、注文したイチゴシェイクの味がもはや、いちごではなく砂糖の塊で私は飲めませんでした。そのあと、キャサリンの通っているカルモント高校に行きました。とても広くて、授業に合わせて教室を移動しているらしいです。学校の中にエレベーターがあってびっくりしました!そして、町の図書館にも行きました。本を積んでいる高さが高かったです。スーパーにも行きました。カートが日本の3倍くらいの大きさだったことが印象に残りました。
◆井上 実花さん/大村高校2年
9日間本当に楽しかったです!アメリカでの思い出は全部私の宝物です。いつかまたAmiたちみんなと一緒にいろいろな場所に行けたらいいなと思います。人生で一番最高の夏休みでした。この事業を通して、新しいことに挑戦できたり、アメリカと日本の違いを実際に体験することができました。また、世界には自分が知らないだけで、楽しいことや興味深いものは、まだまだたくさんあるんだなと気づくこともでき、進路の幅も広くなりました。思い出や学んだことを大切に、進路実現に向けてこれから頑張ります。
◆木村 拓光さん/大村高校2年
〔2日目〕この日は事前にリクエストしていたモントレーベイ水族館に行きました。この水族館はラッコやケルプの森で有名で、年間200万人が訪れるそうです。入館したらすぐにラッコを見に行きました。ちょうど餌やりの時間で餌を叩いているかわいい姿を見られました。Kyleは可愛いものが好きなのでとても夢中になっていました。その後も、幻想的なクラゲのコーナーやイワシの大群、巨大な水槽の中にはサメやウミガメがいたりしました。他にも、ペンギンと見つめあえるところや巨大なカニ・タコなども衝撃的でした。
◆黒木 麻帆さん/大村高校3年
自分の良かったと思う点は、ほぼ翻訳アプリに頼らなかったことです。それくらいみんながゆっくり簡単な英語で話してくれたり、ジェスチャーを使ってくれたりしたので、理解しやすかったです。速い英語も前よりは聞き取れるようになったと感じました。でも、やはり思うようにうまく話せなかったし、すらすら言葉が出てこなかったので、言いたいことが言えずにもどかしく感じました。このホームステイを通して、いろんな人と出会い、多くの貴重な体験ができました。わずか1週間でしたが、これまでの人生の中で本当に濃密な1週間でした。
◆成果発表会「YUMEかな」を開催
9月22日(日)には、ホームステイ派遣事業の成果発表会「YUMEかな」をプラザおおむらで開催。滞在中に感じたそれぞれの想いを発表しました。
今年の派遣事業の様子やレポート全文を市ホームぺージで公開しています
問合せ:企画政策課
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