■家族の行動や言動が気になったらチェックしてみよう!
日常の暮らしの中で、認知症ではないかと思われる行動や言動を、認知症の方の家族の経験からまとめたものです。医学的な診断基準ではありませんが、いくつか思い当たることがあれば、専門家に相談してみることがよいでしょう。
◇物忘れがひどい
1.今切ったばかりなのに、電話の相手の名前を忘れる
2.同じことを何度も言う・問う・する
3.しまい忘れ置き忘れが増え、いつも探し物をしている
4.財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
◇判断・理解力が衰える
5.料理・片付け・計算・運転などのミスが多くなった
6.新しいことが覚えられない
7.話のつじつまが合わない8.テレビ番組の内容が理解できなくなった
◇時間・場所がわからない
9.約束の日時や場所を間違えるようになった
10.慣れた道でも迷うことがある
◇人柄が変わる
11.些細なことで怒りっぽくなった
12.周りへの気づかいがなくなり頑固になった
13.自分の失敗を人のせいにする
14.「このごろ様子がおかしい」と周囲から言われた
◇不安感が強い
15.ひとりになると怖がったり寂しがったりする
16.外出時、持ち物を何度も確かめる
17.「頭が変になった」と本人が訴える
◇意欲がなくなる
18.下着を替えず、身だしなみを構わなくなった
19.趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
20.ふさぎ込んで何をするのも億劫がりいやがる
※公益社団法人認知症の人と家族の会作成
■地域全体で認知症の人や家族を支え、共生できる街を目指して
もしも、自分や家族が認知症になったら…。これまで身体的な介護が中心だった認知症への向き合い方は、多くの人が認知症と関わる時代を迎えつつある今、地域とのつながりや役割を持ちながら生活し、医療、介護、行政と地域の人たちが一緒になって支えていく向き合い方に変化しています。
《地域の話す場所づくり『認知症カフェ』》
認知症のことに関わらず、地域の人たち誰もが気軽に参加できる集まりを開くことで、仲間づくり、情報交換を行う機会を作っています。
○かどっこ庭(てい)
場所:厳原町今屋敷(マツモトキヨシ厳原店横)
日時:毎月第2・4火曜日13:30~15:00
○よっていかんねぇ
場所:上県町佐須奈(佐須奈郵便局前)
日時:毎月第2・4金曜日10:00~12:00
○ぼちぼち
場所:美津島町根緒やすらぎの里
日時:不定期(2か月に1回程度)
※現在、対馬では3か所のカフェがあります
《認知症高齢者家族のつどい》
認知症のご家族を介護する中での困りごとや悩みなどを、同じ思いを持つ家族と情報交換する場です。
○北地区家族のつどい
場所:上対馬町地域福祉センター
日時:奇数月 第3火曜日14:00~15:30
○高齢者介護の家族のつどい
場所:峰保健福祉センター
日時11月17日(金)10:00~12:00
※その後は未定(日程検討中)
○ひとつばたご会
場所:対馬市役所 厳原庁舎
日時:奇数月第3火曜日13:30~15:00
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