広報つしま版 対馬市福岡事務所レポート

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■福岡対馬会　新会長　中庭洋一さんにお話しをお聞きしました!
中庭　洋一さん(64歳)
福岡市城南区在住(厳原町今屋敷出身)
厳原小学校卒業。厳原中学校2年生の時、福岡市へ転校し、筑紫丘高校、福岡大学医学部卒業。その後、福岡大学病院に勤務し、平成8年、なかにわメンタルクリニック(福岡市城南区)を開院。平成27年には、いづはらメンタルクリニック(厳原町今屋敷)を開院し現在に至る。
令和6年1月より福岡対馬会会長に就任。

○会長就任によせて
福岡対馬会は故郷を愛し、尽くしたいと思う方々の集まりです。そして私自身も福岡で暮らしてはいるものの、対馬への思いは人一倍持っている一人であります。皆でアイデアを持ち寄り、人と人とをつなげ、思いを行動に起こしていきたいと考えております。長く会に尽力してこられた仲間とともに、そしてこれからは若い方々の入会も増えるよう、オープンで気心知れた会にしていきます。

○対馬への思い
福岡県に暮らす対馬出身者と話をすると、何か自分にできることはないかと、対馬への思いの強い方々が多くいます。私も福岡市で開院した後、遠くの病院に通院しないですむようにとの思いから、生まれ故郷の厳原町にもクリニックを開院し、現在は月に2回ほど通い診療を行っております。人間が持っている帰巣本能とは不思議なもので、診療中にも故郷の風景、フェリーの汽笛の音が思い出され、パワーをもらいます。趣味はヨットですが、それも幼少期の船への憧れによるものです。診療室のパソコンのデスクトップ画面は昭和期の厳原の街並みの写真で、診療中も対馬が寄り添ってくれている気持ちになり心強いです。

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